お出掛け記録

コタキナバルの市立モスク!イスラム教の文化に触れる!

ビーチ目的でコタキナバルに行った私たちは、アイランドホッピング以外の観光をほとんどしていないのですが、美しいモスクとして有名な市立モスクには行きたいと考えていました。

今回は子連れで行くコタキナバルの市立モスクについて紹介したいと思います。

こちらは2022年秋の情報です。
紹介するコストや状況は行くタイミングによって大きく変動します。

コタキナバルの市立モスクとは?

コタキナバル市立モスクは正式名称「MASJID BANDARAYA KOTA KINABALU」といい、市街地からGrabで10分程度で着くという立地にあります。

サクッと観光に行ける場所なので、モスク見学に飽きる心配のある子連れでも行きやすいと言えるでしょう。

入場料は外国人RM5(約150円)・マレーシア人は無料です。

Grabでエントランスに降りると、係員の方が「中に入るならここだよ〜」と丁寧に案内してくれました。

【コタキナバル市立モスクの基本情報】
入場料:5RM(約150円)
訪問時間:8:00〜12:00/14:00〜15:30/16:00〜15:30
休業日:金曜日

コタキナバル市立モスクの見学方法

係員さんの誘導のもとで入場から見学までが行えます。

あんまり綺麗なモスクにテンションが上がってしまい、写真が少なめで申し訳ないのですが、見学方法を説明したいと思います。

1.入場料を払う

エントランス横のクーラー設備の整った小部屋に行き(係の方が誘導してくれます)入場料を支払います。

子供は無料だと言われ、5RM(約150円)の支払いでした。申し訳ないくらい安い・・・。

2.ガウンやヒジャブを借りる

モスク内に入るにはガウン(ワンピースみたいの)やヒジャブを着る必要がある(服装次第・性別によって不要の可能性もあるかもしれません)とのことでした。

レンタル料はガウン・ヒジャブ全て含めて5RM(約150円)、子供はこちらも無料です。またまた安い・・・。

子供の年齢は聞かれなかったので、何となくのサイズ感で線引きしているのかな?ちなみに我が家は11歳・7歳の子連れですが、二人とも小柄です。

実は・・ここが一番楽しかった!!

レンタルのガウンやヒジャブに特に期待をしてなかったのに、ずらりとカラフルで色々なデザインのものが並んでいます。

娘とキャッキャしながらお洋服選びをしました。

パッと数えても30着以上あったと思います。ただし子供サイズは少なめで、5着程度だったかな?

滅多に着れるものではないので、私はカラフルなデザインを選びました。

娘は意外とシックな色を選択。

私たちがキャッキャしている間に、息子は男性用のスペースで係の人が全部選んでくれた素敵な衣装と帽子に仕上がっていました。

とっても優しい方だったので、ヒジャブの付け方も教えてくれて、楽しかったです。

3.モスクに向かう

入場料を支払って着替えをした建物から歩いてすぐの場所がモスクです。

係の方に途中で写真撮影をしてもらいながらモスクに向かい、入り口で靴を脱いで入ります。

内装も美しい・・・

床のデザインがとても素敵です。

モスク内では自由に撮影ができるものの「ここからは入ってはいけません」というラインを教わりました。(画像の門より奥は立ち入り禁止です)

神聖な雰囲気に見惚れながら、しばらくその美しい空間で過ごし、満足したら一緒に来てくれた係員の方に声をかけて帰ります。

4.自由時間

モスク内は飲食禁止ですが、モスクの建物から出れば大丈夫とのことだったのでモスクの外で水分補給をしました。(ヒジャブが暑いので娘が汗びっしょりだったのです)

モスクの外にはいくつか露店が並んでおり「好きなものを食べて自由に過ごしてください。帰りにさっきの建物に戻ってきてね」と言われましたが、レンタルのガウンを汚すのが怖かったので水を飲むだけにしました。

写真撮影スポットを教えてもらって撮影をしたり、散策を楽しむものの・・・

娘が「ヒジャブが暑い・・」と言い出したので、30分くらいで見学を終わりにして建物に戻りました。

撮影スポットに立つと、こんな写真が撮れます。

天気にも左右されますが、簡単に”映える”写真が撮れちゃう場所だと言えるでしょう。

5.ガウンやヒジャブの返却

最後にガウンやヒジャブを返却して終了です。

係の人は、最後までとても親切で、日本語の歌を歌ってくれるような気さくな方が多かったです。

また、帰りはGrabが捕まりにくいという情報もありましたが、問題なくすぐにGrabを捕まえられました(時間帯によるのかもしれません)

コタキナバル市立モスク見学のポイント

ここからは、コタキナバル市立モスクを子連れで見学する時のポイントを紹介しましょう。

朝イチが空いている!

モスクの営業時間は朝8時〜なのですが、早い時間の方が空いていると思います。

私たちは8:30頃にモスク到着・10時前に退出しました。その頃には観光客が増えていると感じました。

失礼な行動に注意する

少し前に外国人が失礼な行動をして大問題になり、最近はピリピリした雰囲気だと噂を聞いたのですが、始終和やかな感じで見学ができました。

ただし、子連れだからこそ失礼な行動をしてしまわないように、モスク内での子供の行動には十分な注意が必要です。

モスクに行く前に、多少の知識を身につけさせておくべきでしょう。

服装はそこまで気にしなくても良い・・?

元からガウンとヒジャブを借りる予定だったので、普通の服装でモスクに向かいました。

念の為露出は控えめにしたものの(普段から露出していませんが)長袖や長ズボンまでは着用していません。

ガウン・ヒジャブをレンタル予定なら、常識の範囲内の服装で良いのではないかと感じました。それでも万が一の時のために羽織くらいは用意した方が良さそうですね。

まとめ:行って良かった!市立モスク!

実は、モスクに行くのかはギリギリまで悩んでいました。

私は寺院や遺跡巡り・その国の文化が感じられる場所が大好きなのですが、子供の「つまんな〜い帰る〜」という意見がすぐに出ると予想していたためです。

しかし、ガウンやヒジャブが着れたお陰か、子供たちもモスクでの時間を楽しんでくれました。

ヒジャブをつけて過ごしている友達の気持ちを少しは理解できたかな・・?と思います。

何より想像以上に美しいモスクが見られて、本当に良かったです。

ABOUT ME
sumire
フリーランスライター・カメラマン マレーシアで13歳発達障害児・9歳マイペース女子育児をしています。