マレーシアでの生活

マレーシアのローカル歯科医で根管治療を受けた話!

一時帰国からマレーシアに戻ってすぐ、ブリッジの中の1本の歯が根本で折れて激痛にのたうちまわった日々から半年・・。

その際、無理に切断したブリッジの下にある残りの歯を大切に大切に生きてきたのですが、やっぱり次の帰国まで持ちませんでした・・。

結果的には、残された歯への過剰な圧によりさまざまなトラブルが発生し、年末の一時帰国に向けて3ヶ月を切ったあたりで再度マレーシアの歯科医にお世話になった話です。

前回の抜糸の記録はこちら

マレーシアのローカル歯科医で2本目の抜歯

私の奥歯は若い時の不摂生でほとんど神経がなく奥歯ABC(仮名)の3本がブリッジになっていました。

奥から見て

Aは神経はないものの健康
Bは虫歯のせいで半分歯根を失った歯
Cは健康だったのにブリッジのために削られた可哀想な歯

年始に根元から折れて抜歯したのは奥歯のAです。

BとCは支え合いながら生きていたものの、やっぱり限界・・切断されてかろうじて付いていたブリッジが浮いてしまいました。

マレーシアの歯科医から提案された選択肢は2つ

  1. ちょっと不安定な強度になっている半分の歯Bを生かしてブリッジを作る
  2. Bを抜歯してAに銀歯を作る

抜歯は80RM(約2,400円)・銀歯は700RM(約21,000円)、すでに何だかぐらつき気味の半分の歯を生かすためのブリッジ作成には2000RM(約60,000円)

実際に荒地にポツンと立つ不安定な半分の歯を見た私は、「この子を生かすのは無理だな!」と思って抜歯を決めた感じです。

根管治療が必要になったわけ

ブリッジが浮き気味の状態は長く続いていたようで、生き残ったCの歯は根管治療が必要なほど荒れていました。

そこで先生が提案してくれたのが、根管治療をマレーシアで済ませ、3ヶ月後に銀歯を日本で作る案です。

根管治療は600RM(約18,000円)銀歯は日本で作れば数千円だろうし、私はその案に乗ることにしました。

マレーシアで初めての根管治療

日本では何年も前に経験したことがある根管治療ですが、マレーシアの根管治療はよりじっくり時間をかけてゴリゴリ・・ザクザク?1時間くらいたっぷり歯根の奥まで薬が塗り込まれた感じがします。

ちなみに麻酔をかけているので痛みは感じません。

歯間ブラシのような形状のものに薬をつけて、何十回も歯根に出し入れしているようでした。↓こんな感じ。

抜歯に比べたら全然問題なしと余裕をかましてボーッとします。

マレーシアでの根管治療の感想は?

正直、正解が分かりません。折れてはいない歯を抜いたことや、銀歯は後回しにして根管治療を選んだこと・・・

先生の言う話を信じるしかないし、日本で治療を受けたかったよ・・というのが本音です。

元から虫歯になりやすく銀歯やブリッジが多い・歯が弱いことは自分のコンプレックスではあったものの、海外生活で歯の弱さは本当に足手纏いです。

奥歯が2本ない状態なので、帰国後は最初に歯医者に駆け込みます。

将来海外で暮らしたいなと考えている方は、本当に自分の歯を大切にしてください。

※追記※日本での追加治療と歯医者さんの意見

歯根治療から3ヶ月後、日本に一時帰国した私はすぐに歯医者に行きました。

日本の歯医者さんがレントゲンも使って隅々まで歯の状態を確認した結果「根管治療はとても良い仕上がりですね!」とのことでした。

マレーシアの歯医者さん、疑ってごめん。全額負担ではあるものの、2万円弱をかけた以上の価値はありそうです。

奥歯が2本失われた状態であり、インプラントか部分入れ歯で悩みましたが、一時帰国という短期間でできる施術は部分入れ歯しかないようでした。

インプラントについては、長い目で検討したいと思います。

二度目の結論。健康な歯は財産です。

私の歯は相変わらずボロボロの状態で、日本よりもマレーシアで暮らす時間の方が長いのだから、引き続きマレーシアの歯医者さんにお世話になることでしょう。

ABOUT ME
sumire
フリーランスライター・カメラマン マレーシアで13歳発達障害児・9歳マイペース女子育児をしています。