マレーシア子育て

マレーシア留学14ヶ月目!英語が話せない子供の成長記録

マレーシア生活14ヶ月。この2ヶ月は特に息子の成長を感じることが多い日々でした。

勉強の成果が少しずつ実り始め、ここまでの歩みは彼にとって間違いではなかったのかもしれないという自信が持て始めた今日この頃。

勉強のアプローチもまた少し変更したので、記録に残したいと思います。

前回の記事はこちら

最近の我が家

2ヶ月前は特に・・毎日息子と口論をする日々が続きました。

学校や住まい周辺に日本人が増えて日本語ばかり話すようになった気の緩み・オンラインゲームの約束が増えすぎたことなどで勉強への拒否感と私への反抗が強くなったのです。

これからマレーシア留学を検討している方は、とにかく日本人割合が少ない学校を選ぶことを強くお勧めします。

戦いに戦った結論としては、デバイスルールをより厳しく徹底し、母国語禁止の学校ルールに従う約束をしました。

一時的により反抗が強くなったものの、、ちょうど勉強の成果が現れ始めたこともあって、本人も「努力は報われる」と認識した上で意識改革できたかなという感じです。

とにかくキツイ日々だった・・としか言いようがありません。

最近の息子の精神的な成長については、こちらの記事をご覧ください。

息子の学習状況

娘については今のところ学習方法に変更がないので、今回の記事では息子の学習のみ紹介します!

これまで通りの学習を続けるつもりで一時帰国からマレーシアに戻ったものの、先ほどお伝えしたような一悶着があったため、色々な見直しが必要になりました。

英語の基礎づくりの継続

フォニックスから始めた英語の基礎づくりは着々と進んでいます。

普段は週に2回、長期休暇中は週に4回くらい通わせてもらっているマンツーマンの英語教室は2年目になりました。

ディレクシアの傾向が指摘されている息子に適したアプローチをしてくれる素晴らしい先生に出会えたと思っています。

新しい家庭教師さんが見つかる

以前お願いしていた対面の家庭教師の先生とお別れをしてから4ヶ月?やっと新しい家庭教師の先生が見つかりました。

今回は初めての男性の先生です。

穏やかで人気のある先生らしく、週に1回しかスケジュールが合わないものの、ゴリゴリ勉強というよりも英語が自然に出てくるようなアプローチをしてくれます。

アプローチの例は次のような感じです。

  1. 息子にテーマを与えて英語で書かせる
  2. やんわりと正しい英語に先生が修正して話す
  3. 先生が言った英語を書き出させる
  4. 書き出した英語を読み上げさせる

会話をしながら進むような時間が多いので、息子楽しそうです。

あとは男子が好むReadingの本選び・声掛けが上手いと感じました。

放課後に自習できる場所が見つかる

息子の反抗が強かった頃に手を差し伸べてくれた近所の寮母さんがおり、息子は放課後を週に2日、その寮で宿題やReadingをしながら過ごしています。

寮母さんの話では、とても集中して勉強に取り組めているそうです。周囲には同じように自習をしている子どもたちがおり、それが良いのかもしれません。

初めは息子が寮母さんや寮生に迷惑をかけることがないか不安ばかりでしたが、思いがけず息子の成長した姿が見れました。

寮母さんの話では「彼は新しい評価を自分で作ろうとしている」と教えてくれました。私がいない環境もとても大切なのだと思います。

全てを包み込んでくれるような寮母さんなので、彼女の作った環境が息子を伸ばしてくれていると感じています。

新しい学び体制が整った!

今年も本当に多くの人に助けてもらい、素晴らしいチャンスをもらって息子に最適な学びの機会が増やせたと思っています。

何より本人が勉強の成果を少しずつ感じることで、やる気が出た部分が大きいです。

習い事が増えて自宅での学習時間が減ったため、私との勉強は主にScienceとMathの復習・テスト対策をメインに進めています。

本当はもっとやりたいのですが、思っていたよりテストが多くて手が回っていないのが実情です。

もちろん、まだまだ勢いに乗っているとは言えませんが、息子と戦いながら暗闇を手探りで歩き回った感覚の去年に比べ、今年はとても穏やかに着々と歩めているなと感じます。

それもこれもご縁と、これまでの努力の成果だと考えて自信を持って進みます!

ABOUT ME
sumire
フリーランスライター・カメラマン マレーシアで13歳発達障害児・9歳マイペース女子育児をしています。