コロナ禍マレーシア親子留学の流れ①(前準備&入国に向けて編)・コロナ禍マレーシア親子留学の流れ②(マレーシア入国直前編)続いて、今回は出国当日編かつ最終編です!
結論から言うと、クアラルンプール空港着から隔離ホテルの部屋に入るまで、8時間かかりました!
特別混んでいたとか・私の選択ミスとかその辺が、こんな待ち時間になってしまった要因だと思われます。
予想通り、英語イマイチな親が子供二人連れてワチャワチャした記録ですが、もしよろしければ参考にしてください。
※入国時期・入国方法やビザの種類で入国時の手続きは大きく変わります。
成田空港での手続き
成田発までの流れは、コロナ前と大きな違いはありません。
ただしチェックイン段階で「マレーシア入国に必要な書類が揃っているか」細かなチェックが行われました。
確認された書類は下記の通りです。
・パスポート
・陰性証明
・MyTravelPass
本来もう1書類学校から提出されるべき(と良い?)ものがあるらしく、その書類なしで飛行機に乗ることに対して一筆契約書を書きました。
一人ひとり状況が違い、ちょくちょく変わる入国状況に合わせた対応をするスタッフの方々は大変だと思います・・丁寧なご対応がありがたかったです。
その後の出国〜クアラルンプール着までの流れは、通常の海外旅行と同じです。2022年1月段階では成田空港は非常に空いていたので、全てがスムーズに進みました。
クアラルンプール空港での手続き
クアラルンプール空港に着くと、とりあえず通常通りarrivalのルートで進みます。
ここからは複数の手続きが流れ作業で進められ、それぞれに待ち時間が発生しますので、ステップごとに説明していきましょう。
※正確にレポートしたいと考えていたのですが、後半は疲れでかなり思考力が弱っています・・誤りがあったらごめんなさい。
①MySejahteraにチェックイン
途中に何度かMySejahteraの入国バーコードが提示されており、人だかりができています。ここでチェックイン後に必要事項を入力しますが、入力は空港移動用のトラムに乗る前・乗った後のどちらでも大丈夫でした。
入力を求められた内容は全部覚えられていないのですが、下記のような内容だったと思います。
・氏名
・パスポート番号
・職業?
・隔離ホテルの住所
・隔離ホテルのエリア?的な質問
・隔離ホテルのポストコード
・マレーシア人の氏名と連絡先(簡易の保証人的な感じでしょうか?)
・接種済みワクチン名
・2回目のワクチンを接種した日付
※入力時想定外の質問に焦っており、読み間違えている可能性もあります。
前の記事でもお伝えしましたが、事前にスマホのメモなどにテキスト化しておき、コピペで済まされると良いと思います。
入国審査に進むには、内容が全て入力されている画面を提示しなくてはいけません。
ちなみに不明点を教えてくれる感じの方がいなかったので、とても困りましたが、ダメもとで不明点は適当に入力して通過することができました。(本当にこれで良かったのかは、もう分かりません・・・)
②手にバンドをつけられる
ようやくチェックインの関門を抜けると、My Travel Passとパスポートなどを提示して手にバンドをつけられます。
MySejateraがインストールされているかの確認もありました。
ここは比較的サクサクと進みましたが、後からこのステップ付近を見てみると、次の便の方々は長蛇の列になっていました。
【ここで提示したもの】
・パスポート
・MyTravelPass
・MySejatera
・陰性証明
③PCR検査を受ける
パスポートを預けて呼ばれるまで待ち、PCR検査を受けます。ここも結構混雑していましたが、サクサクと作業が進むため、30分もせずにPCR検査が完了しました。
PCR検査は鼻と口で行いますが、浅めなのか苦痛なくあっさりとしたもので、子供も嫌がりませんでした。
【ここで提示したもの】
・パスポート
④シールを貼られる
恐らく「PCR検査完了の印」のシールを肩に貼られます。
ここは特に提示するものはありません。
⑤MySafe Travelの領収書の確認(支払い)
次のステップでは、隔離ホテル・自宅隔離に合わせてそれぞれの支払いを行います。一人ひとり支払内容や支払方法が違うので、時間のかかる作業です。
MySafe Travelで事前に隔離ホテル代・PCR検査代など全て支払済みでも、ここに並んでハンコを押してもらわなくてはいけません。
列がグチャグチャになっており、かなり混沌とした感じでした。
30分以上は待ったかな?というイメージです。
【ここで提示したもの】
・パスポート
・MySafeTravel
⑥イミグレーション前
イミグレ前の受付で、どのイミグレに進むのか指示を受けます。
有効なビザがない新規入国者は、イミグレーション奥のオフィスに進まなくてはいけないようでした。
私たちは新規留学なので、イミグレーションオフィス行きです。
【ここで提示したもの】
・パスポート
・MyTravelPass
⑦イミグレーション
パスポートを提出して呼ばれるまで待ちます。新規入国者が多かったのか、イミグレーションいオフィスは椅子が足りないほど人で溢れかえっていました。
呼ばれるまで近づくなと言われるものの、それほど大きな声で呼んでくれないので怒られないギリギリのところで待ちました。
ここまでで入国してから3時間かかっていたため、疲れでぼーっと過ごします。
1時間ほどで名前を呼ばれ、イミグレーション自体は通常の海外旅行と変わらないくらいあっさりと完了しました。
【ここで提示したもの】
・パスポート
・MyTravelPass
・ワクチン接種取証明
⑧隔離ホテルまでの交通手段待ち+受託手荷物の受け取り
イミグレーションに時間がかかってしまうのは仕方ないと思っていたものの、本当の難関はここでした・・。
入国許可が降りていよいよ休める〜!と思ってたというダメージも大きかったです。
謎のカウンターにMySafe Travelの領収書類を提出し、行き先・方法によって対応を待ちます。その間に受託手荷物を持ってくるように言われました。
私より後から来た方もどんどん呼ばれるのですが、シャトルバスではなく車をチャーターした方だったのだと予想しています。
結果的にはシャトルバス待ちに1時間半かかりました。たまたまタイミングが悪かったのかもしれません。
我が家があまりにずっと同じ場所にいたからか、JALの方が気にかけてくれ助けてくれたのが本当に嬉しかったです。
他の選択肢があるのなら、シャトルバスを選ばないことを強くお勧めします!
【ここで提示したもの】
・MySafeTravel
⑨隔離ホテルまでの道のり
この段階で空港着から6時間経過し、0:00近くになっています。
クタクタでバスに乗り込んだものの、バスはなんと幾つものターミナルに停車しターミナルごとに何十分も待つシステムになっていました。
最早爆睡タイムと思っていたら、私たちと同じくらい待っていた外国の方がキレてしまい、ついに自分が乗った場所とは別のターミナルで荷物を持って逃げて行きました。
あの人がどうなったのかは分かりません・・・リアル〇〇○ユーを初めて見ました。
⑩隔離ホテルでの手続き
隔離ホテルに着くと、4組くらいが同じホテルで隔離生活を送るようですが日本人の方はいませんでした。
深夜であるため担当の方も一人しかおらず、のんびりと手続きが進みます。(笑)
【ここで提示したもの】
・パスポート
・MySafeTravel
いよいよ部屋に入れたのはほぼ3時、クアラルンプール着から8時間の道のりでした。4時間程度の待ち時間は覚悟していたものの、この長さは想定外だったとしか言えません。
隔離ホテルまでの移動方法にシャトルバスを選んでしまったことが、このトラブルの要因だと考えています。
※入国させていただいている立場なので不満を言うつもりはありません!
子連れマレーシア入国時に用意しておいた方が良いものや注意点
子連れで8時間の待ち時間とは、10歳6歳という多少手が掛からなくなってきた年齢だとしても、かなり厳しい状態でした。
その際、役に立った・あると良かったなと感じているものを一覧にしておきます!
時間潰しグッズを用意する
はっきり言って、こんな時にはスマホでもゲームでも、とにかく静かに時間を潰してもらえることが大切です。それがお互いのためだと思います。
我が家はスマホを空港Wi-Fiに繋ぐ・事前にオフラインで遊べるゲームをスマホに複数用意しておく・スイッチなどインターネットに関係のないゲーム機を持ち込む方法で大分救われました。
前の記事でも書きましたが、空港Wi-Fiは弱いと感じたため、親だけでも国内でのSIMカードを用意した方が良いと思います。
座れるものがあると良い
我が家は持ち込んでいなかったので、子供を床に座らせてしまいましたが、小さいレジャーシートの一つでも持っていれば良かったなと思いました。
椅子のない状態で待つことも多いため、子供を座らせたいけど衛生面が気になる方におすすめです。
食べもの・飲みもの
この長期戦の中で、食料品・飲料品が購入できるお店はありませんでした(自販機があった気がします)
夕飯抜きになる可能性も高いので、お菓子を持ち込むようにしましょう。特に水分は感染症予防の観点からも大切です。飛行機内でもらったペットボトルの水2本で我が家は救われました。
トイレはある時に行かせておく
入国審査の流れで紹介したステップの大半が狭い範囲に詰まっているため、トイレがすぐに見つけられない場合があります。
せっかく並んだのに子供の付き添いで列から外れないためには「行ける時にトイレに行ってもらう」のが一番でしょう。
重いものを持たない・持たせない
これは我が家の最大の反省点です。
宅急便などを使わずに留学に行くことにした我が家は、受託手荷物・持ち込み手荷物ともに親子3人パンパンで、8時間の間重いリュックと過ごすことになりました。
子供には移動時以外はリュックを床に置いて良いようにさせましたが、カートも使えないので、このリュックに多くの体力を奪われた気がします。
かと言って荷物を減らすのは難しいとは思うので、持ち込み可能サイズなカートを使うなどの対応をお勧めします。
我が家の2022年1月、マレーシア入国から隔離ホテルまでの流れを紹介しました。正直、一生で一番疲れた1日だったような気がします。
長々とレポートをさせていただきましたが、マレーシア入国時の手続きは日々変化しています。
また、空港職員の方に聞いても特別混んでいる日だったらしいので、ここまでの長時間を想定する必要はないかもしれません。あくまで一つのケースとして参考にしていただければと思います。