コロナ禍マレーシア親子留学の流れ①に続いて、今回は出国直前編です!
「いよいよマレーシアに行くぞ!」の1週間を記録にしました。
普段「なんとかなるでしょ派」の私ですが、今回コロナ禍+私が英語初心者レベルというプレッシャーから、かなり慎重かつ安全な判断を下しています。
そのため、本来であればもっと安く・楽にできる準備があると想定されます。あくまで安全最優先でビクビク準備をした記録だと思って参考にしてください。
①市役所・税務署での手続きなど
海外渡航にあたって住民票を抜く予定の人は市役所での転出手続きが必要です。
住民票の所在については、今後別の記事を執筆予定なので、ぜひ参考にしてください。
住民票を抜かない場合で国民健康保険・国民年金に加入している方は口座引き落とし手続きなどで自分がいない状態でも支払いが継続する環境を用意します。
また、個人事業主の場合は確定申告や問い合わせ窓口として納税管理人の申請をします。
自分の代わりに税務手続きの代行を依頼できる人を国内に用意しておくと、万が一の時にもスムーズに手続きが進められる(はず)でしょう。
住民票を抜くのに税金を日本に支払うの?などは・・個人の判断に任されている部分でもあるようなので、よく検討しましょう。
・お住まいの市町村によって手続きや解釈が変わります
・担当者によって言うことが違う場合もあります・・・そのくらい曖昧みたいです
②PCR検査を受ける
2021年末段階でのマレーシア渡航には日本出国72時間以内の英文またはマレー語の陰性証明が必要です。スワブ検査指定で唾液検査は許可されていないようです。
陰性証明に記載されるべき内容は下記を参考にしてください。
・氏名・パスポート番号
・テストの種類及び検体
・検体採取日
・医師及び検査施設の名前
※最新の情報は在マレーシア日本国大使館のサイトで確認しましょう。こちらは2022年1月の情報です。
私は東京都内で最安レベルという噂の恵比寿あゆむクリニックを使用させていただきました。英文の陰性証明書付きで一人16,000円という価格です。
原本を手に入れるまでには1日必要ですが、スワブ式のPCR検査は英文陰性証明書をつけると3万円程度の価格帯が多い中、驚きの良心価格だと言えるでしょう。
https://www.ayumucl.team-medical.or.jp/
検査自体はほんの15分程度で完了し、待ち時間もありません。検査当日夕方には結果が指定のアプリに送信されてきます。
我が家の場合は14時の検査で21時までに連絡が来ると言われたものの、18時には結果がメールに添付されてきました。
ところで、マレーシア渡航の陰性証明は原本が必要なのかが分からず、大使館に問い合わせしたところ「ハードコピーで良い」との返事をいただいています。
「ハードコピーって何?」と悩みましたが、結果的にはPDFを印刷したものだけで出国・入国が可能でした!
※Twitterでも経験者の方から教えていただきました!本当にありがとうございました!
③入国に必要な書類を出力&スマホにデータ保存
コロナ禍でなければそんなに神経質になる部分ではありませんが、コロナ禍入国では入国書類に漏れがあってはいけません。
出力+スマホデータ保存で万全な体制を整えましょう!
出し入れしやすく何種類もの書類が分けやすいファイルを買っておきました。クアラルンプール空港では書類とパスポートを何度も出し入れします。
2022年頭段階で、母親とインターナショナルスクールに新規入学する子供が入国時に必要な書類は下記の通りでした。
※入国に必要な書類は入国目的・タイミングによって変わります。
パスポート
マレーシア入国には有効期間が6ヶ月以上のパスポート、学生ビザ申請には1年以上の有効期間が求められるそうです。
ワクチン接種証明書
お住まいの市町村に申請して受け取ります。
私の暮らしている市では郵送申請のみの受け付けで2営業日ですぐに証明書を発行してくれました。
(子供は12歳未満なので2022年頭段階ではワクチン未接種です)
ワクチン接種証明書はマレーシア入国前にダウンロードが必要なアプリ「MySejahtera」に日本でのワクチン接種歴を登録する際にも必要です。
PCR検査の陰性証明書
前の章で記載したPCR検査の陰性証明書です。
繰り返しになりますが、原本ではなくPDFデータを印刷したものだけで入国が可能でした。
My Travel Pass
学校から送られたきたMy Travel Passの親子分を用意します。
My Travel PassやMySejhateraが何かについてはコロナ禍マレーシア親子留学の流れ①を参考にしてくださいね。
MySafe Travelの領収書
マレーシアでの隔離ホテルを予約・支払い済みであるという証拠でもあるMySafe Travelの領収書です。
印刷すると複数枚になるのでホッチキスで止めても良さそうです。(私はどこかのタイミングでホッチキス止めされて返却されてきました)
④入国時に使用するテキストをスマホのメモなどに打ち込んでおく
クアラルンプール空港では、MySejahteraでマレーシアへのチェックインを行いますが、ここで「結構な量のテキストを入力しなければ先に進めない」というRPGのような状態になります。
特に手間のかかるホテルの住所や場所などはコピペで済ませられるようにした方が良いでしょう。
私は英語が得意ではないので入力項目の中に分からない部分もあり、かなり雑に入力してしまったものの・・・関門は通過できました・・。
ただし必須項目に空欄があるとエラーが出て、絶対に先に進ませてもらえません・・・。
とても焦っていたので、入力項目を全ては覚えていないのですが、確か下記のような質問項目がありました。(私の翻訳が違っている可能性もあります。ごめんなさい)
・氏名
・パスポート番号
・職業?
・隔離ホテルの住所
・隔離ホテルのエリア?的な質問
・隔離ホテルのポストコード
・マレーシア人の氏名と連絡先(簡易の保証人的な感じでしょうか?)
・接種済みワクチン名
・2回目のワクチンを接種した日付
自分の入居先アパート住所などはメモしておいたけれど、隔離ホテルの情報はホテル名しか手に入れていなかったので、ホテル名を元にインターネット検索したり、ワタワタしました。
④日本でSIMカードを購入しておく
通常であればSIMカードは現地で購入した方が絶対に安いのですが、コロナ禍の今ではそう簡単にSIMカードが手に入りません。
2022年1月段階ではまだSIMのお店も開いていないように思いました(私が見つけられなかっただけかもしれませんが、入国手続きまでに利用可能な店舗は一つも見かけていません)
不明点の検索・時間つぶしのためには空港内Wi-Fiも頼りになるはずですが、私・子供のスマホ両方でかなりクアラルンプール空港のフリーWi-Fiは弱いという印象を受けました。
サクサクとネット検索をすることすら難しいというイメージです。
そのため、コロナ禍に限っては割高でも国内でSIMカードを手に入れておいた方が良いでしょう。万が一隔離ホテルのWi-Fiが頼りなくても、困りません。
私は、コロナ禍渡航マレーシア先輩方の多くの方が利用しているこちらを購入しておきました。
空港・隔離ホテル・現在暮らしている地方都市の全てで高速です。
注意点としては、SIM利用開始前の3日以上前に利用開始日の連絡をする必要があります(送付されてくるSIMに連絡先が書いてあります)
マレーシア入国後は一度再起動しただけですぐに活用できました。
まだチャレンジ前なのですが、こちらのSIMには電話番号がついており、使用後もこのSIMにチャージする形で同じ番号が使い続けられるようです。(後日確認します)
それでは、次回はいよいよ入国当日の流れについてお伝えしたいと思います!