Year4からマレーシア留学をスタートした息子。マレーシアでの生活が3年経過し、いよいよYear6までのプライマリーからYear7以降のセカンダリーに進級します!
日本で言うと、小学生が中学生になるタイミングですかね。
うちの学校・・・というか多くのケンブリッジ系インターナショナルスクールでは、プライマリー+セカンダリーが同じ校舎で学びます。
そのため、大きな変化はないように思いますが・・先生は全教科ガラリと変わるし、カウンセラーの先生や先輩保護者が言うには「プライマリーとセカンダリーは別世界」らしいです。
やだ怖い!!
とは言え、プライマリー卒業は単純に嬉しい・おめでたい話。
こちら、卒業式の写真。ぼかし入りですが、賑やかな雰囲気は伝わるかな。
今回の記事では、息子の3年間の成長について・・まとめたいと思います。
特に、マレーシアに来た・今の学校を選んだから得られたであろう良い影響をメインに話を進めますね。
学習面の成長
まず、学習面の成長。
日本では進研ゼミと宿題以外の勉強をしていた息子ですが、受け身の学習が多く・・自発的な学びにつながりませんでした。
息子はマレーシアに来て勉強の重要性を理解し、勉強に対する姿勢を変えられたと思います。
勉強習慣が身についた
まだまだ足りないような気もするけど、勉強は自分の成長のために欠かせないものだと理解した息子は、毎日のスケジュールに合わせて勉強できるようになりました。
出だしは、自学どころか習い事すら拒否して大変だったんですけどね。
少しずつ成長できた感じです。
努力が報われることを知った
勉強習慣が身についた理由でもありますが、コツコツ取り組んだ勉強はテストの結果や言語習得につながることを知りました。
「何やっても無駄だし」と言っていた頃と比べると、大きな成長だと言えます。
自分に適した勉強方法を見つけようとしている
これはまだ完成形とは言えませんが、自分に適した勉強方法を探そうとしています。
もちろん自力で探し出せるのか・・ちょっと怪しいところなので、私も彼のやり方を時折チェックしながらアドバイスをしています。
どの方法が自分にぴったりなのか・・って、人それぞれなのだろうから、見極めが難しい部分です。
今後数年の間に、自分の勉強方法を確立できると良いですね。
精神面の成長
この3年で、息子は大きく成長できたと思います。
学習面より精神面の成長の方が大きいかも。
もちろん、どっぷり思春期がスタートしたので、難しいことも多いですが、サポートする側の私も一緒に成長したいですね。
自分の感情をコントロールできる機会が増えた
息子はADHDなので普通の子と比較すれば、まだまだ感情コントロールが未熟です。
それでも、マレーシアでさまざまなセラピーやカウンセリングを受けながら、自分の感情をコントロールできる機会が増えました。
本人も自分の成長を感じているようです。
息子の特性に関する成長は、こちらの記事にまとめています。
私をサポートしてくれるようになった
息子は私が体調が悪い時に限らず、疲れている時・眠い時には家事を手伝ってくれるようになりました。
マレーシアに来た頃は小学4年生で、まだまだ家事の戦力とは言えなかったものの、今ではいざという時に頼れる相棒です。
その他の成長
その他には、こんな成長もありますね。
他の子どもと遊べる機会が増えている
やっぱり怒りっぽいこと以外にも細かな特性が存在するので、誰とでも仲良くとは言えないけれど・・
息子はマレーシアに来たばかりの頃と比較して、言語的な問題を抜きにしても友達が作れるようになったと感じます。
遊び相手を常に見つけられるとは言えないものの、一人でポツンの時間はかなり減った様子です。
息子のことを理解してくれる人を増やせている
これは彼の成長であり、彼の成長を促すものでもありますが・・
私が介入したわけではなく、彼の行動自体で自分の理解者を増やせていると思うんです。
衝動性に駆られていない通常時の彼は、礼儀正しく正しい行動ができます。
そんな常時の彼を知っている周囲の人は、彼の問題行動を「特性によるもので彼の本心ではない」と理解してくれる場面が増えています。
ただただありがたい。優しい人ばっかりです。
まとめ
Year4からマレーシアのインターナショナルスクールに入学して丸3年。
毎日一緒にいると、息子についつい多くを求めてしまうけど・・入学当初を思い出すと、彼の成長は想像以上のものでした。
心配性な私はセカンダリーが不安で仕方がないものの、きっと3年後にまた「期待以上に成長してくれた」と思えているはずです。
そんな未来を目指し、これからも彼の求める形で彼をサポートしていきたいと思います。