マレーシアでの生活

マレーシア田舎暮らし!マレーシア母子留学の生活費を公開!

マレーシア渡航前にはマレーシアでの生活費をあれこれと想定し計算していたものの、予想通りには行かなかったというのが正直な意見です。

日本に比べて少し生活費は抑えられますが、期待するほど安くは済まなかったと言えるでしょう。

今回はマレーシア生活が1年となった我が家のマレーシア生活費の家計簿の平均を公開したいと思います。ぜひマレーシアでの生活の参考にしてください。

生活費は暮らし方によって大きく変わるので、大体このくらいかな・・という参考にしてもらえればと思います。

我が家の簡単な情報

生活費は家族構成や生活習慣によって大きく変わるので、最初に我が家の基本情報を簡単にまとめました。

  • 子供は11歳男子・7歳女子二人とも比較的少食
  • 私は料理が得意でもないけれど3食自炊(節約料理は得意な方でもない)
  • 作る料理は日本の調味料(割高)・現地の食材利用
  • 土日は外食が増えるが安めのお店がメイン
  • 学校提携のコンドミニアム生活
  • 買い物は週に1〜2回のまとめ買い

KLでもペナンでもなく田舎暮らしなので、食費や雑費は都会の7割程度の物価なのではと感じています。

特に外食費は都会よりずっと安く、具体的には1食3人で1,500円程度で済むことが多いです。

ただし学校提携のコンドミニアムに暮らしているため、田舎にしては家賃は高め。それでもここに暮らしている理由は、学校のバスが無料で利用できる・友達とコンド内で自由に遊べる・清潔かつ安全という点に魅力を感じているからです。

我が家は田舎暮らしなのでKLやペナンよりも生活費が全体的に抑えられています。

我が家の平均的な家計簿

1年間マレーシアの田舎で暮らした我が家の家計簿の平均は次の通りです。それぞれの項目に対しての説明もぜひご覧ください。

ちなみにこれは旅行など特別なイベントがない月の平均です。

項目マレーシアRM日本円
(1RM/30円計算)
家賃1,800RM54,000円
電気代180RM5,400円
通信費140RM4,200円
ガス水道代30RM900円
食費1,200RM36,000円
雑費1,000RM30,000円
習い事1,500RM45,000円
交通費
(主にガソリン代)
60RM1,800円
医療費100RM3,000円
合計6,010RM180,300円

我が家はこれに仕事で使用するものやサブスクの支払いがあるため、生活費が20万円以内に収まるのは難しい月が多いです。

ちなみに学費など学校に支払う費用は、この一覧に含まれておりません。

お友達のご家族は似た家族構成でも毎月15万円以内の生活費で抑えられていると聞いたことがあるので、まだまだ節約可能だとは思います。

家賃 5.5万円程度

部屋数は3LDK+納屋の部屋。3人暮らしなら申し分のないサイズだと言えるでしょう。

コンドミニアムの外のアパートでは半分の価格でより広い部屋に暮らせるそうです。家賃だけは都会とさほど変わらない状態かも知れません。

しかし、先ほどもお伝えしたように子供が小さいうちはすぐ友達と遊べる環境・安全で清潔・学校までの送り迎えが無料という点に魅力を感じており、当面はここで生活を続ける予定です。

電気代 5.5千円程度

電気代は他の物価に対して安くはないと感じます。

都心と比べて比較的涼しい地域に暮らしており、クーラーは平日なら夕方から1日3時間程度・子供がいる土日は午後から夜までクーラーを使う感じです。

主な電気代がクーラーなので、クーラーの使い方で電気代は大きく変わると思います。

通信費 4.5千円程度

通信費は自宅のwifiの一般的な価格帯です。プランによってもう少し高くなります。

また、スマホの通信費は別途千円弱〜2千円程度かかり、これもプランによって大きく変わります。

ガス水道代 千円程度

ガスは2〜3ヶ月に一度交換に来てもらうガスボンベ方式で、とても安く抑えられています。

水道代も同じくらいの価格なので、合わせて月1,000円程度と記載しました。

食費 3.5万円程度

食費は上下しやすく、3.5万円〜5.5万円。これには朝食・夕食・おやつと子供のお弁当・学校でのお菓子などの購入費も含まれています。もちろん旅行で外食が増えた時には食費が跳ね上がります。

地元の人が使うような食堂での食事は家で作るよりも安く、1食3人で500円未満のことも珍しくありません。

うちは子供がマレーシア料理をそんなに好きではないため基本日本食を自炊しており、あまり食費は節約できていないと感じます。

コチラの記事ではマレーシアの地元スーパーのお菓子の価格帯についてまとめました。

雑費 3万円〜4万円程度

雑費には日用品などさまざまな項目を合算しているので、食費よりも雑費が高くつく月もあります。

トイレットペーパーやティッシュなどは日本とあまり単価が変わらず、それなりに費用がかかります・・・。洗剤類は物によって値段が変わるかなという印象です。

習い事 4.5万円程度

習い事は英語関係や音楽の習い事の費用です。ここはご家庭によっては不要な項目なので、習い事を節約すると15万円未満の生活費で暮らせる計算になります。

我が家の場合は私の英語力が低いため、今後も習い事の費用は削れません。

先生によってはより安く済ませられますが、今の英語の先生はうちの子と相性が良いので不満はないです。

交通費 2千円程度

我が家は軽自動車のようなサイズの車で生活しています。ガソリン代は1回満タンにすると1,000円くらいで日本よりもかなり手頃な価格です。

基本的にあんまり遠出はしないので、月の交通費はかなり抑えられています。

医療費 3千円

医療費は家族が体調を崩した月のみかかる費用です。なんだかんだで3ヶ月に1回くらい病院に行っているかな?

1回でかかる費用はもらった薬によって変わりますが、1,000円〜3,000円程度支払うことが多いです。

マレーシアで地元の病院に行った記事はコチラを参考にしてください。

結論:マレーシアの物価は日本の半分は嘘!

そんなわけで、最近は聞くこともなくなりましたが「マレーシアの物価は日本の半分!」「日本の三分の一の価格で贅沢に暮らせる!」というのは昔の話。

今ではマレーシアの田舎なら日本より少し安めの生活費で暮らせるかなと思いますが、半分なんてことはありません。

また、あんまり節約し過ぎると幸福度だけでなく安全面にも問題が生じると思うので、それなりの予算を用意して留学するべきでしょう。この記事が、マレーシア留学を考えている方の参考になればと思います。

ABOUT ME
sumire
フリーランスライター・カメラマン マレーシアで13歳発達障害児・9歳マイペース女子育児をしています。