マレーシアでの生活

マレーシアの洗礼!子供の体調不良で病院に行ってみた記録

海外生活の中でも、最も不安な点といえば・・医療!!

そう、日本の手厚い医療に支えられて生きてきた私たちにとって、外国での体調不良は最も恐れるべき事態だと言えるでしょう。

今回はマレーシアに暮らし始めて2ヶ月目。

娘が高熱と下痢の症状で病院に行くことになったお話をまとめました。

文字数の少ないメモ程度の記録ですが、英語が話せない親子なりに一山越えられたかなと思うので、ぜひ参考にしてください。

クリニック受診に必要だったものなど

マレーシアには国立(公立)病院・私立病院・クリニックが存在しますが「公立の病院は医療費は安いものの待ち時間も長く、現地の人くらいしか行かないよ」という先輩のアドバイスのもと・・

娘の熱と下痢もひどい状態でもなかったため、近所のクリニックに行ってみることにしました。

パスポートが必要

受診にはパスポートが必要だと事前に教わっていたので、受診者である娘のパスポートを持っていきました。

実際に受付時にパスポートの確認があり、その後現在の住所・電話番号などをメモに書かされましたが、診察券などはもらえなかったので何かを登録されたのかは謎のままです・・・。

パスポートを提示したからか、娘の名前や年齢など日本の病院で聞かれるような内容の質問は一切ありませんでした。

コロナの検査結果が必要

2022年3月段階では受診時にコロナのセルフテスト結果の確認がありました。

テスト自体は家族全員で陰性であることも伝えると、そのテスト結果を見せてほしいと言われました。

そこまで頭が回っておらず、テスト結果は家に置いてきてしまっていたののの、ちょうど習い事先に提出した子供の陰性結果のみを前日に撮影していたので、その画像を見せるだけで済みました。

また、発熱がある娘以外に身近で体調を崩している人がいないかなどを確認もありました。

コロナのセルフテスト結果が用意されていなければ、その場でテストになるのかもしれません。

英語が話せない親の工夫

熱がある!お腹が痛い!下痢!程度は流石に私でも英語で説明できますが、些細な伝わり間違いがあってもいけないと感じたため、全ての症状などを英語で紙に書き出し、その紙を受付の方・先生に見せることでスムーズに診察を進めてもらえました。

記載した内容は日本の小児科でも聞かれるような次の事柄です。

・いつから熱があるのか
・下痢はいつからか(回数・形状なども含めて)
・水分は取れるか・食欲はあるか
・機嫌は良いか・他に症状がないか
・最近食べた珍しいもの
・同じ食べ物を食べた家族の状態

もちろん、すらすら話せたら一番良いですけどね・・・

クリニックに支払った費用

やっぱり外国での通院で気になるのは費用面。

渡航前にネットでいろいろ調査した結果「風邪なら3,000円とかかな?5,000円くらいするのかな?」と、なんとなくその位の金額を想像していましたが、実際には42RM(1,000円ちょっと)で済みました。

診察費用と解熱剤・お腹のお薬込みです。

思っていたより安かった!

もちろん、この費用は症状や薬の内容で変わると思います。

マレーシアでクリニックを受診した際の反省点

実は海外旅行やプチ生活は何度も経験しているものの、初めて海外で病院に行った私。

次に生かそうという反省点をまとめておきます。

想定される病名もメモしておけば良かった

食あたり・・だろう?は先生が何度も身振り手振りで説明してくれたから分かったことで、実際には病名の英語がさっぱり分からずに困りました。

初めから「食あたりかな?」とか「お腹の風邪かな?」と、いくつかの想定可能な病名があったのなら、事前に英語にしておいて聞いてみた方が確実だったと反省しています。

薬の飲み方の聞き取りの方が気を遣う

たまたま親切な先生だったからか、英語が苦手な私たちに丁寧な説明をしてくれましたため、なんとか理解ができましたが・・・

私はその後の薬をもらう時に受ける説明の方が難しく感じました。

回数や量を間違えたら逆に体調を崩させてしまうかもしれないし、何度も聞き直しつつ薬にメモも書いてもらって理解した感じです。

これは数をこなせばすぐに慣れるとは思います。

可能なら錠剤にしてもらうべき

娘がもらったお薬は、2種類の液体でしたが、とにかく不味い・・・

飲みやすさは全く配慮されていません。

大人が飲んでも涙目になるくらいの衝撃的な不味さで、一つは「カ〜!!!」と唸りたくなるくらいに苦く、もう一つは「スッパ〜!!」と叫びたくなるくらい酸っぱい・・・

子供だから液体だったのか・・?これを現地の子は飲むのか!?答えは分かりません・・。

現段階では毎回娘は泣きながら薬を飲んでいる状態なので、次の機会は「錠剤で!!」とアピールしまくる予定です。

まとめ:マレーシアのクリニックは思っていたより使いやすい!

外国で医療を受ける=メチャクチャ高そう=大変そう!

と思っていましたが、想像以上に気軽に使えそうな病院に出会えたと感じています。

ただし、英語が話せないなりの工夫はもっと必要だと反省しましたし、とにかく薬が不味すぎる・・・

これからもきっとお世話になる病院だと思うので、薬については早急に解決策を探したいと思います。

ABOUT ME
sumire
フリーランスライター・カメラマン マレーシアで13歳発達障害児・9歳マイペース女子育児をしています。