職場環境・両親義両親の援助・ご主人の理解度や働き方によって状況は大きく変わりますが、子育てをしながら働くことは、多くのママにとって簡単なことではありません。
そして、発達障害児は他の子供よりも手がかかる・または手がかかる時間が長いため、ママの負担はより重いものになってしまうでしょう。
この記事では、発達障害児を育てながら会社で勤めることを辛いと感じているママに向けて、自宅で起業することのメリットをまとめました。
発達障害児のママが「会社で働きにくい」と感じる理由
子持ちが会社に勤めるには下記のような問題があります。
・子供の体調不良で休みや早退が増える
・学校行事に参加しにくい
・残業に対応しにくい
・子供と過ごす時間が限られる
仕事・家事・育児を全て担うためには、毎日が時間との勝負で過ぎていくでしょう。
発達障害児を育てる場合にはさらに次のような問題が追加される場合が多いです。
発達障害児の子持ちのママが抱える問題
・問題行動が目立つ場合には学校に頻繁に呼び出される
・先生の勤務時間内に先生と密な連絡を取り合う必要がある
・通院や療育のために平日の用事が増える
・子供の些細な変化をしっかり見守る必要がある
・親自身が精神的に追い込まれる可能性がある
また、他の子供よりも手がかかる期間も長くなることが多いです。
特に感情コントロールができないタイプの子供と過ごすためには、ママの精神もすり減ってしまうでしょう。
発達障害児ママにこそ起業がおすすめな理由!
話を本題に移しますが、発達障害児を育てながら会社に所属することは本当に難しいことです。休みが多い・早退も遅刻も多い・精神的に安定が保てない・・・
普通に考えれば、あなたが採用担当者なら、このような人はお断りしたくなると思います。
ここからは起業のメリットを考えてみましょう。
発達障害児ママが自宅起業で得られるメリット
・自由な時間に働ける
・自由な日に休みが取れる
・休みを取ることに気を使う必要がない
・病院にも学校にも通いやすい
・会社での人間関係の悩みがない
・子供にしっかり向き合う時間が確保できる
・子供といる時間が大幅に増える
・人に会いたくない時に無理をしなくて済む
発達障害に関係なく、多くのママが望むことは全て起業のメリットに含まれるのではないでしょうか?
発達障害児ママが自宅起業する際のデメリット
・安定した収入が得られるか分からない
・保険や年金は自分で加入する必要がある(扶養内なら不必要)
・気分転換がしにくい
もちろん起業にはデメリットも存在しますが、私はメリットとデメリットを比較して、メリットの方が大幅に多いと感じました。
発達障害児ママが起業する方法とは!?
ここからは、起業経験がないママが起業をするための方法について、私の実例を交えて紹介しましょう。起業に興味があるのなら、ぜひ参考にしてください。
自分が起業した実例
私は外で働く事が好きでした。気分転換にもなるし、家庭から離れられる。
会社単位で考えると男社会で子育てに理解がある会社とは言えませんでしたが、部署単位で見ればとても恵まれた環境で仕事ができていたと思います。
しかし、息子の問題行動が続いて時短勤務に変更してもらっても、業務量を減らすことはできませんでした。それは人件費に関わる問題なので、仕方がないとも思います。
結果的に自分のキャパオーバーを感じて「会社で働きにくいなら自分で起業しよう」と決めたのです。
起業は想像以上に簡単にできる
起業経験があるというと「特別な知識があったに違いない」と思われるようですが、私が他の事務職の女性に比べて持っているものと言えば、デザインとカメラの知識くらいでした。
実際にビジネス系の中でも起業関係の知識が全くなかった私は、以前にも何度も起業を考えては一瞬で「大変そう」というイメージだけで終わらせていたのです。
しかし、本気になって検索してみると特に個人事業主としての起業は非常に簡単なもので「個人事業の開業・廃業等届書」という書類を税務署に提出すれば良いだけでした。
また、いきなり起業は考えていないという場合も、副業として自分のスキルを磨いていくのも良いでしょう。
実際に私も半年副業期間を経た上で、副業を本業に変えました。
クラウドソーシングを使用すれば営業の必要もなし!
起業をするには「何をするか?」「何で稼ぐか?」を考える必要がありますが、今はクラウドソーシングで仕事を得る事ができる時代です。
クラウドソーシングとは、「仕事をして欲しい人」「仕事がしたい人」をつなぎ合わせるサービスなので、やりたいと思った仕事に応募・採用されるだけで仕事が発生するため、個人的な営業や宣伝は必要ないのです。
もちろんクラウドソーシングサービスに手数料を支払う必要がありますが、営業の手間や宣伝費用を考えれば、使いやすさのメリットの方が大きいと言えるでしょう。
自分には何のスキルもないと感じている人も一度クラウドソーシングサービスを覗いてみると良いです。スキル不要な仕事もたくさんあり、スマホだけでお金が稼げる物まで存在しています。
フリーランスのクラドソーシングサービス最大手と言える「ランサーズ」では、非常に多くのお仕事が日々更新されていますので、ぜひ一度チェックしてみましょう。
まとめ:発達障害児のママは働きにくい!それなら起業してしまえ!
「働きにくいなら起業してしまえ!」というのは、一般的には極端と言われるかもしれません。でも起業自体は本当に難しい話ではないのです。
なぜなら、今は知識がなくても起業しやすい環境が整っているからです。
肩身の狭い思いをして会社に所属し続ける辛さに耐える必要があるのでしょうか?
自分の好きな時間に仕事をして、子供と向き合う時間をしっかり確保した方が誰にも無理のない環境だと思います。
WEBライターを目指しているのなら、下記の記事も参考にしてくださいね。