WEBライターのコツ

【ランサーズトラブル実録】地雷クライアントに出会わないためにできること!

私は主にランサーズでお仕事をさせていただいている私ですが、やはり長くお仕事をしているとトラブルに見舞われることはあります。

それでも3年間でトラブルの回数は1〜2回程度なので、非常に少ない・・・と言えるのではないでしょうか?

この記事ではクラウドソーシングでお仕事を請け負っている方に向けて、自分に起こったトラブルの実録と地雷クライアント・地雷案件を避けるためのコツをまとめました。

現段階でクライアントとのトラブルに悩んでいる・トラブルが不安で仕方がないという方は、是非参考にしてください。

クラウドソーシングサイトでお仕事を請け負うということ

クラウドソーシングサイトでは、お仕事をしてほしいクライアント・お仕事をしたいフリーランスをつなげ、お互いの希望を叶えています。

利用は無料ですが報酬が発生すると、報酬から手数料(ランサーズ・クラウドワークスの場合は大体20%)を差し引くシステムです。

クラウドソーシングサイトのお仕事の流れ

お仕事のスタイルはサイトによって変わりますが、代表的な流れは下記の通りです。(フリーランス側目線)

①サイトで取り組みたい案件を見つけ、応募する
②クライアントから案件を依頼される(選ばれる)
③内容を話し合い案件の承諾
④クライアントが報酬をサイトに仮払いする
⑤業務に取り組み成果物をクライアントに提出する
⑥クライアントからOKが出たらサイト上で完了報告をする
⑦仮払いで支払われていた報酬が振り込まれる

仮払い制度を設けているため、万が一クライアントから理不尽な支払い拒否があった場合や、クライアントとの連絡が途絶えてしまった時にも報酬がもらえないようなことはありません。

地雷クライアント・地雷案件とは

地雷クラインと・地雷案件とは、もちろん正式名称ではありませんが、次のような問題のある状態を指しています。

案件承諾後に作業内容が増える

案件承諾前には言われていなかった作業を増やしてくるクライアントは、珍しくありません。悪気がない方もいるでしょう。

例えば「画像選定は不要」と言っていたのに急に「やっぱり必要になった」と言われたりすることが多いです。

私は少しの労力であれば対応するようにしていますが、文字数の大幅増や記事を増やすようなご希望には別のご依頼をいただいています。

やはり内容を確認した上で案件を承諾しているため、守るべきルールはあると思っています。

音信不通になる

地雷とまでは言えないかもしれませんが、成果物を送っても連絡がない・質問への答えがないと、不安になります。

「少し時間がかかります」「しばらく連絡できません」と一言もらえると良いのですが、何もない状態での放置は怖いですよね。

ランサーズにはクライアントが音信不通になってしまった時に連絡を依頼する「連絡催促申請」が用意されているため、最悪の場合はこの機能を使うと良いでしょう。

私は一言もなくクライアントが音信不通になった経験はないのですが「確認に時間がかかります」と言われてから1ヶ月以上待つことはよくあります。

この際納期内に完了報告ができなくなりますが、クライアント納得の上なので、お返事を待つようにしています。

※たまに返事を忘れてしまう人がいるので、一定の期間で連絡をしてみると良いです。

個人情報を聞いてくる

ランサーズでは個人情報の直接開示に慎重です。メールアドレスなども審査を受けた上でメッセージ上に表示されるようになります。

業務を行う上でメールアドレスの開示はよくあることですが「本人確認がしたいから運転免許証を見せてほしい」と言われ、お仕事をお断りした経験があります。

相手がどのような方かは分かりませんので、個人情報は簡単に開示しないようにしてください。

暴言・社会人として許されない態度

言うまでもありませんが、これが一番の地雷クライアントです

残念ながら、このようなクライアントは存在しており、私も一度遭遇してしまいました。

精神的にもかなり疲れさせられることになりますので、最も避けるべきクライアントだと言えるでしょう。

地雷クライアント・案件とは

・後から作業内容が増えるような案件
・音信不通になるクライアント
・個人情報を執拗に聞いてくるクライアント
・暴言や社会人としてあり得ない態度をとるクライアント

地雷クライアント・案件を見抜くポイント!

地雷クライアント・案件は一定数存在します。現在も気をつけながら案件を探している私が注意しているポイントを紹介しましょう。

相手の評価・実績を確認する

案件には案件を発注しているクライアントの評価・実績が記載されています。

もちろん最も安心なのは、実績が多く評価が高いクライアントでしょう。

実績が少ないクライアントでも良い方はたくさんいるのですが、地雷クライアントほど評価の問題で複数のアカウントを量産している恐れがあるので、要注意です。

ただし、人と人との相性もあるため、膨大な量の良い評価の中にある数少ない悪い評価をどう考えるかは自分次第です。

案件の内容がしっかり提示されているかを考える

案件の内容提示が非常に少なくテーマ・文字数のみであったり、「詳細はお問い合わせ」のような案件は、どのような内容が作業として求められるか分かりません。

もちろんその後のやり取りで細かな説明があれば別ですが、内容が十分把握できてない状態で業務を承諾しないようにしましょう。

本来はしっかりとした内容提示があり、お互い納得の上で業務を始められるものです。

初めは難しいかもしれませんが、ざっくりと作業に必要な時間・労力を想定した上で、見合った報酬が受けられる案件を探すようにしてください。

言葉遣いに気になる点がないかを確認する

ここで言う「言葉遣い」とは正しい言葉という意味ではなく、威圧的な雰囲気はないか?ラフすぎないか?などです。

抽象的なイメージで申し訳ないのですが、地雷とまでではなくても一回でお付き合いを止めるクライアントには案件情報やメッセージの節々に、嫌な予感を感じます(笑)

伝わりにくいので具体的な例を出しましょう。

・「マジっすか」「やばいです」などのラフ過ぎる言葉を使ってくる
・「厳守」「禁止」など厳しめの表現を好む・命令口調が多い

また、返事がないのにラインのようにメッセージを連投する方・指示が二転三転する方も要注意です。

地雷クライアント・案件に出会わないためのポイント

・クライアントの評価を確認する
・案件の内容が明確に記載されているか確認する
・連絡時の言葉遣いに注意する

自分が経験した地雷クライアントのこと

ここからは自分の経験をお伝えするため、興味のない方は読み飛ばしてください。

問題のクライアントとは3ヶ月程度のお付き合いがあり、一度に10記事のご依頼をいただき、1記事ずつの納品という作業を5回程度繰り返していました。合計50記事は納品済みで修正も完了していた形になります。

当時私はまだ駆け出しで、このクライアントが大口顧客だったことに違いありません。

しかし、徐々に求められる作業内容が増え(マニュアルが増える・方向性が変わる)負担を感じていたのも事実です。

気になっていた点としては、かなりラフな言葉を使う方で「やばい」「すごい」「マジっすか」「無理っすね」などのメッセージがメインでした。

あまりに求められる作業量が増えて自分の限界を感じ、最後の10記事の記事のうち半分程度を納品した段階で「次回からの継続は難しい」ことを伝えたところ、お怒りになってしまった感じです。

それからは何十通もの暴言メールが続き、今での記事も全て使わないからお金を返せとまで言ってきました。

もちろんクラウドソーシングサイトにそのようなシステムはありませんし、すでに完了してサイトに掲載されている文章を「使わない」というにも納得いきませんでした。

その後、別の担当者からのメッセージで契約を終了することになりました(こちらの方はまともな印象でした)

一連の流れから、継続中の業務も対応致しかねることで納得いただき、案件をキャンセルすることにしました。

損失としては5記事分の労力・時間、この対応で追った精神的な疲労ですかね・・

まだまだ少ない損失と言えるため「勉強代」だったと思いようにしています。

地雷クライアントに出会ってしまってもランサーズには頼れない

ランサーズに限らず、基本的にクラウドソーシングサイトではトラブル発生時に依頼主と請負主の間に入ってトラブルを解決するようなサポートはありません。

ランサーズに上記の件を相談しても「話し合いでの解決を」とのことでした。

やっぱり、そこまではやってくれないんですよね・・・

送られてきた暴言を全てコピペしたのですが、ダメでした。残念です。

地雷クライアント・案件での被害を最小限に抑えるコツ

地雷クライアント・地雷案件はどんなに気をつけていても、絶対に避けられると言い切れることはありません。

もしものことを考え、損失を最小限に抑えるため知っておくべきコツを紹介しましょう。

トライアルのある案件に応募する

継続を前提とした依頼の多くにはテストが用意されており、ライターの力量を確認するシステムが設けられています。

テストは自分の力量を計られるものですが、実際には自分のクライアントの指示の出し方・レスポンス・修正指示の出し方などを知るための機会でもあるのです。

テスト記事は通常記事よりも少し単価が下げられることが多いですが、積極的に受けることをお勧めします。

初めてのクライアントとは複数業務を契約しない

まだお互いの信頼関係が築けていない状態で10記事契約などを結ぶのは止め、当面は1記事ずつの契約を希望してみましょう。

万が一クライアントとのトラブルが発生した場合にも、1記事のみであればこちらが受ける損失を低く抑えられます。

10記事などの契約をしてしまうと、何十時間もの時間が無駄になってしまう恐れがあるでしょう。

トラブルの損害を抑えるためのコツ

・テストライティングのある案件を選ぶ
・初見のクライアントと大口契約を結ばない

まとめ

地雷クライアント・地雷案件とは何か?という基本的なお話から、このようなトラブルに遭遇しないためのコツ・被害を最小限に抑えるコツなどを紹介しました。

クラウドソーシングは非常に便利な受注窓口ですが、相手の顔が見えないこと・相手の素性が分からないことでトラブルが発生しやすいというデメリットもあります。

デメリットを十分理解した上で損失を防ぎ気持ちよく仕事をするためには、注意して案件選びができるようになりましょう。

クラウドソーシング「ランサーズ」
ABOUT ME
sumire
フリーランスライター・カメラマン マレーシアで13歳発達障害児・9歳マイペース女子育児をしています。