先日、綺麗なビーチを求めてコタキナバルに行ってきました。
コタキナバルは市内の港から15分程度スピードボートに乗るだけで、透明度の高いビーチで遊べます。
ツアーで行くとそこそお金がかかりますが、個人でボートに乗る手配が可能なシステムが整っており、アイランドホッピング初心者でも簡単に島遊びが楽しめるんです!
この記事では、アイランドホッピング大好きな子連れママ目線で、コタキナバルのアイランドホッピングに個人で行く方法をまとめました!
コタキナバルでボートを個人手配する方法
ボートの個人手配と聞くと「難しそう」「高そう」と感じる方が多いと思いますが、冒頭でもお伝えしたように、コタキナバルでは簡単にボートが個人手配できます。
流れに沿って、その方法を説明しましょう。
1.船着場に行く
まず、コタキナバル市内にあるJesselton Pointという船着場がボートの出発点であり、アイランドホッピングのチケットを購入する場所でもあります。
Jesselton Pointは市街地からすぐの場所に位置します。
入り口はこんな感じ。
5つほどのカウンターが並んでおり、そこで乗合船のチケットを購入するシステムが用意されています。
カウンターごとに会社が変わりるため、購入方法が多少違ってくるものの、行き先や値段は統一されているようです。
私は2日間アイランドホッピングをしたので、2つの会社を利用しましたが、1社目は子供を含めた搭乗者全員の名前やパスポートナンバーの入力を求められたけれど、2社目は名前すら聞かれていません・・。
事前予約も可能なようですが、当日水着を着た状態でここに向かってまず問題ないと思います。
カウンターでは、次の点が確認されます。
- 何個の島に行きたいか(個数によって値段が変わります)
- どの島に行きたいか(希望を言うとおすすめを教えてもらえます)
- 各島には何時間滞在したいか
- 帰りの時間の希望は何時か
- 有料のレンタル(シュノーケル・フィン・ライフジャケット)は必要か
- パラセーリングなどのアクティビティを追加するか
我が家は、1日目に1つの島へ、2日目に2つの島に行きました。
主要な島はサピ島・マヌカン島・マムティック島の3つです。それぞれの島の特徴については後ほど説明しましょう。
また、お値段の一覧は次の表を参考にしてください。年々値上げが進んでいるようです。
島の数 | 値段(RM) | 日本円(1RM=30円で計算) |
1島 | 大人 35RM 子供 30RM | 大人 1,050円 子供 900円 |
2島 | 大人 45RM 子供 40RM | 大人 1,350円 子供 1,200円 |
3島 | 大人 55RM 子供 50RM | 大人 1,650円 子供 1,500円 |
レンタル品 | 値段(RM) | 日本円(1RM=30円で計算) |
フィン | 10RM | 300円 |
シュノーケル | 10RM | 300円 |
ライフジャケット | 10RM | 300円 |
パラセーリング・バナナボートなどのアクティビティは、子連れのため参加の意思がなく値段もサラッとしか見なかったのですが、50RM以上のものばかりだったかなと記憶しています。
また、この費用とは別に入島料(大人20RM子供15RM)を1島目の島で支払います。
アイランドホッピングの料金表は下記の通りです。
子連れじゃなくても、3島を1日で回るのはなかなかヘビーだと思うので、1日に1島〜2島を巡るのがおすすめです。
各島での滞在時間
滞在時間については目的によって変更すると良いかなと思います。
- 海遊びのみ:1時間〜2時間程度
- 海遊びとレストランでの食事:2時間程度
- 写真撮影や探索のみ:1時間程度
2.船に乗る
Jesselton Pointにはお菓子やマリングッズが市内と同じくらいの値段で販売されています。
また、パンやお弁当も購入可能です(マレーシア料理)お水も売っているので、最低限の装備で挑んでも大丈夫だと言えるでしょう。
船の乗る前には、このような飲食店が並んでいます。(比較的早い時間に閉店します)
購入したチケットを係の人に見せてライフジャケットを受け取り、待合スペースで船を待ちます。
船は20人位乗れるタイプのもので、時間で区切っているような・・満席を待っているような・・ちょっとアバウトな感じで管理されています。
タイミング次第で、待ち時間が変わると思っておけば良いでしょう。
スピードボート?と呼ぶのかな?このような船に乗ります。
アイランドホッピングでは、激しく揺れるもっと小型のスピードボートに乗ることが多かったため、とても安定した穏やかなボートだと感じました。
また、当たり前と言えば当たり前ですが、ちゃんと各島に桟橋があります。
桟橋がなくて海に降りるタイプのアイランドホッピングと違い、小さい子供がいても乗り降りがしやすいと感じました。
桟橋は、別の島に行く時・Jesselton Pointに戻る時の集合場所でもあります。
予定の時間までに桟橋に戻っておくようにしましょう。
3.入島料を支払う
船を降りた先にある小屋で入島料を支払います。
入島料は大人20RM(約600円)子供15RM(約450円)で、ダイビングをする方は値段が変わります。
入島料は1島目のみでの支払いになりますが、日付が変わると再度支払いが必要です。
4.予定の時間に移動・帰る
島では予定の時間まで自由に過ごし、予定の時間に桟橋に戻ります。船が遅れることもありますが、乗り遅れないように注意してください。
購入チケットは船に乗る前に毎回確認されます。
各島の特徴と感想
ここからは、コタキナバルのアイランドホッピングで有名なサピ島・マヌカン島・マムティック島の特徴と感想について紹介します。
島の特徴や感想は、その時期・時間帯・個人的な解釈で左右される部分でもあるため、参考程度にしてください。
マヌカン島(Pulau Manukan)
最もメジャーな島なのかな?設備も整っており、水の透明度も高いです。
ビーチも広く、大きめの魚をたくさん見ることができました。人は多いものの、敷地が広いので騒々しさも感じません。
比較的綺麗なトイレとレストランもあることから、海遊びをしない方でも楽しめる場所だと言えるでしょう。
この日は風がなかったこともあり、海の透明度が分かりやすい写真が撮影できました。
マムティック島(Pulau Mamutik)
私が一番気に入った島は、このマムティック島です。
何がベストかと言うと、人が少なく海の透明度が高い上に魚がたくさんいたことと、7歳の子供の腰程度の深さが続くビーチだからです(時間帯・時期によって変わるとは思います)
こんなに美しいビーチを独り占めできる時間もあり、天国のようなひと時を過ごしました。
ただし、他の島にはないプライベート感が味わえるビーチです。
サピ島(Pulau Sapi)
最後にご紹介するサピ島は、よく耳にする島の名前でしたが・・ちょっと人がゴミゴミしていました。
特段人が多いというわけではないものの、ビーチが狭いので一箇所に集まってしまうのです。
お魚も、他の島より少ないように感じました。
ただし、足元にウニや岩が転がっていないので、子供たちは遊びやすいと大喜びで、一番好きな島だと言っています。
子連れアイランドホッピングにおすすめの持ち物
子連れアイランドホッピングでは、次のようなものがあると便利です。
防水バッグ
基本的にビーチにバッグを置き去りにして遊ぶので、洗いやすいバッグか防水バッグがあると安心です。
防水スマホケース
アイランドホッピングに貴重品は持ち込みたくないですが、スマホは必要なので、防水ケースに入れて首からぶら下げています。
私は今回お財布も入るくらいのサイズのものを見つけたので、お金も常に身につけることができました。
マリンシューズ
ビーチサンダルでも良いですが、やっぱりマリンシューズの方が足の怪我の心配を減らせます。
海遊びグッズ
とにかく海の透明度が高いので、シュノーケルはもちろん水中ゴーグルだけでも十分です。
我が家は娘がまだシュノーケルをマスターしていないので、娘と私は水中ゴーグルで海の中の世界を楽しみました。
また油断をしてはいけませんが波がないため、浮き輪を使っても安心して遊ばせられます。
まとめ
今までインドネシア・タイ・フィリピン・マレーシアのランカウイなどでアイランドホッピングを楽しんでいますが、こんなにボートの乗車時間が短く自由度が高いアイランドホッピングはなかなかないと思います。
親子3人1日5,000円程度という値段で満足行くまでビーチで遊べ、パパッとホテルに帰れるなんて夢のようです。
絶対また行くぞという気持ちでこの記事をまとめました。これからコタキナバルでアイランドホッピングをしたいと考えている方の参考になればと思います。
我が家の情報
ビーチ・アイランドホッピング大好き親子(11歳男子・7歳女子)
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