マレーシアでの生活

【マレーシア親子留学】インターに通う小学生のタイムスケジュールと日本の生活との違い

子どもたちがマレーシアのインターナショナルスクールに通い始めて1ヶ月半。

ようやく、こちらの学校に通うにあたってのタイムスケジュールが整ってきました!

日本の小学校での生活とは・・結構ガラリと変わったことが多いので、今回はその1日の流や日本の生活との違いを記事にしたいと思います。

※通学するインターナショナルスクール・お住まいの立地によってタイムスケジュールは変わります。

【我が家の状況】
ケンブリッジのインターナショナルスクールに通学
year2/year4(現在英語基礎クラス在籍)
スクールバスで5分のコンドミニアム住まい
コンドミニアムには同じ学校に通う子どもが多数暮らしている

平均的なインター小学生のタイムスケジュール

曜日によって帰宅時間が変わることもありますが、大体の生活はこんな感じです。

また、金曜日は半日なので、お昼ご飯を食べずに帰宅します。

6:00子供起床:軽い朝食を食べて身支度
7:00 学校のバスが来る:学校にGO
7:40 朝の会のようなもの
8:00〜9:20 授業(1時間20分の授業と40分の授業がある)
9:20〜9:40 ブレックファストタイム:この時間に朝食を食べる生徒が多い
・我が家の場合はおにぎりを持たせています
・時間が短いのでガッツリ朝食は低学年には厳しいかも
・食堂でガッツリ朝食も買えます
9:40〜11:40授業(1時間20分の授業と40分の授業がある)
11:40〜12:20 ランチライム:お弁当持参or食堂購入
・我が家は娘=お弁当/息子=購入(本人たちの希望)
12:20〜15:00授業(1時間20分の授業と40分の授業がある)
15:10帰宅:バスでぞろぞろ帰宅
15:10〜16:00宿題・自学
・宿題は多かったり少なかったりなかったり・・
17:00〜18:30外遊び(家庭教師や習い事の日はなし)
19:00夕食・お風呂
20:00自学
・ママの気力がない日はお休み・・
20:30自由時間
・ゲームやスマホタイム
21:30就寝
・と言いつつ、なかなか寝ないのが現実

週に一度、お兄ちゃんだけ帰宅時間が1時間遅くなるクラブ活動があったりしますが、大体このような流れです。

また、習い事の日は外遊びの時間を減らしたり削ったりして調整しています。

小学生の親視点!マレーシア生活と日本の生活の違い!

小学生の親の立場で、一般的な日本の小学校での生活とマレーシアでの生活は何が変わったのかをまとめました!

マレーシアの小学生は夜明け前に登校します!

マレーシアは夜明けが遅く、朝8:00頃まで薄暗い感じです。

子供たちが登校する朝7:00は結構真っ暗寄りの暗さになるので、日本の小学校に比べて登校時間は30分程度しか変わらないのに「夜中に学校に行かせている感じ」になります。

外が明るくないので自然に目覚めることも難しく、子供達は大体半分頭が寝たまま学校に向かいます。

マレーシアには登校班がない!

逆に世界的に見て子供だけで歩いて学校に行く日本の方が珍しいですが、マレーシアにももちろん登校班はありません。

スクールバスを使うか車での送り迎えが一般的なようです。

日本では登校班が巻き込まれる交通事故が多いので、スクールバス登校は安心して子供を送り出せると感じています。

微妙な時間にブレックファストタイムがある!

10:00前頃にブレックファストタイムがあり、この時間に朝食を食べる生徒が多いようです。

食堂には結構普通にガッツリ系の朝食が並びます。

うちの子供たちは「起きたら食べたい派」なので、朝食を軽く食べて登校し、ブレックファストには小さなおにぎりを持たせています。

ブレックファストタイムとランチタイムの間に2時間程度しかないので、ガッツリ食べたらランチが入らなくない・・?と思うのですが、実際のところはどうなんでしょうね?

なぜか授業の長さが2種類ある

これは理由が分からないのですが、授業は40分の短い授業と120分の授業が存在します。

そのため、日本のように「今日は5時間」というような授業数で数えるスケジュール管理ができません。

日本でよく言う「明日は6時間だね」「今日は5時間だね」なんて会話は無くなります。

時間割に休み時間がない?

日課表を見ると、昼休みどころか授業間の休み時間もありません。

トイレは?教室移動は??と不安になりますが、時間割ではなく先生が任意で休憩を挟んでいるようです。

120分授業だと、結構途中でブレイクタイムが5分〜10分が設けられます。

(これは今少人数制の「英語基礎クラス」に在籍しているからかも・・・?)

日中は暑くて外で遊べない!

コンドミニアムの子供は日中ほとんど外で遊びません。土日も同じ感じです。

やっぱり暑いし日差しが強いのがその理由でしょう。

そして、17時頃からワラワラと子供が集まり始めます。「17時には帰りましょ」っていう日本と真逆の動きですね。

子供が夜まで遊んでる!

マレーシアは日の出が遅い分、日の入りも遅いです。

そのため、20時近くまで明るくご家庭によっては暗くなるまで外で遊ぶ子供もいます。

我が家はコンドミニアムの敷地内広場が子供の遊び場なのですが、自分の家ルールで一定の時間に切り上げないと、どんどん寝る時間が遅くなってしまいます。

外が明るいからか「もうこんな時間だよ!帰るよ!」がなかなか子供に響きません・・・。

金曜日は半日で帰宅

これも「なんで!?」っていう部分なのですが、金曜日は午前中で授業が終わり、お昼ご飯を食べずに帰宅します。

その分宿題が多めに出ることがほとんどなので、午後は勉強や習い事に使うようにしています。

とにかく勉強時間が多い!

前の記事でも記載したのですが、こちらの子供はとにかくよく勉強します。幼稚園からガッツリお勉強なイメージです。

私の感覚では、日本よりももっと学歴社会でいて成果主義なので、頑張ることが普通のようです。

でも、外遊びで会う子供たちは幼く無邪気な印象です。オンとオフの切り替えが上手なんだなと感じます。

マレーシアの子供のお勉強量については、こちらの記事でも触れました。

おまけ:平均的なインター小学生のママのタイムスケジュール

興味がある人は少ないかもしれませんが!

マレーシアのインターナショナルスクールに小学生を通わせる、ママのタイムスケジュールはこちらです。

5:00起床:お弁当作り
・時間に余裕があればヨガをしてます
6:00子供起床:叩き起こす
・日本にいた頃よりも起きません!
7:00 学校のバスが来る:ロビーまでお見送り
〜8:00 片付け・掃除・洗濯
8:00〜買い物:3日に一度くらい
・午後は雨率が上がるので、午前中に済ませます
10:00〜 自由時間
・仕事・運動・趣味の時間など
15:10子供帰宅:ロビーまでお迎え
15:10〜16:00宿題・自学
・まだまだサポートが必要です
・習い事の日は送り迎え
17:00〜18:30掃除・洗濯・夕飯作り
・子供が外遊びの隙に
19:00夕食・お風呂
20:00自学
・疲れちゃった日は自由時間
20:30洗濯・掃除
23:00〜就寝

こんな感じなので、お仕事をしていないママさんなら、そこそこ自由時間も設けられると思います。

私はもっと自分の勉強や運動に時間を用意したいけど、なかなか思うようにはいきません・・・。

マレーシア親子留学中のママのきついとこ

マレーシアに母子のみ留学!楽しいこともたくさんあるけど、やっぱりここがきついなぁ・・と思う事柄をまとめてみました!

子供のお勉強のサポートが大変・・・

No.1は、ズバリこれです!

幼稚園生くらいの年頃だと違うかもしれませんが、英語が話せない子供と一緒に英語レベルの低いママで親子留学をすると、お勉強サポートが結構大変です。

ママも翻訳ツールなどを使いながら宿題を見ることになるので、よく一緒に悩んでますね。

先生の指示がよく分からない・問題の意味が理解できないなどでも悩まされます。

私の場合は日本では宿題を学童任せにしていたので、よりキツく感じるのかもしれません。

さらに、宿題忘れや宿題の質には厳しい先生が多いため、しっかりサポートをする必要があります。

冷食の種類が少なく毎日のお弁当作りに苦戦

マレーシア人の言う「辛くない」は信用できないと聞いたことがあるのですが、本当・・・辛い!

そんなわけで、学食メニューでも辛いものにあたってしまう可能性があり、辛いもの嫌いの娘は学食嫌いになってしまいました。

そこで毎朝のお弁当作りが開始したのですが、日本と違って小分けされているような便利な冷凍食品が少なく(日系スーパーが近くにあると違うかもです)毎日同じような内容になってしまっています・・。

私は日本でも長期連休の学童はお弁当を持たせていたけれど、冷食に頼れない分今の方がずっと負担が重いと思います。

とにかく早起きが辛い!!

私は早起きが得意な方なのですが、マレーシアの5時〜6時は夜中と同じ暗さです。

そんなわけで、急に朝起きるのが辛くなりました!毎晩二度寝に要注意しながらハラハラ眠っています。

学校は遅刻せずに済んだものの、この1ヶ月半で2回も寝坊しており、これからもハラハラは続きます。

外遊びの影響で夜が忙しい

子供が18時、金曜や土曜は19時近くまで外で遊ぶので、とにかく夜が忙しいです。

我が家の目標は21時就寝(全然守れてないけど)

ご飯〜お風呂〜自学〜歯磨き〜・・・もう21時半!?みたいな毎日が続いています。

日本にいた頃のように、テレビを見てのんびり・・なんて時間はありません。

それでも外で遊んでストレスを発散する時間は、今の生活に欠かせない存在だと思っています。

掃除・洗濯の回数が多い

これは人と住む場所によりけりですが、私の暮らしている町は雨が多く、ベランダが東北向きなので、一度に洗濯しても乾きにくいため、ちょこちょこ洗濯しています。

ベランダに干したり部屋干ししたりで1日3〜4回の洗濯です。(朝パジャマ類やシーツ類・夕方制服・夜タオル・夜衣類)

また、現在の家では基本窓を開けて暮らしているのと素足で動くので床も汚れやすく、気がつくと掃除をしている状態です。

それでも私は掃除が大好きなので、気分転換にもなっているのですが、日本の家よりも「汚れやすい」のは間違いないですね。

まとめ:マレーシア生活!想像以上に忙しい!

マレーシアのインターナショナルスクールに通う小学生の1日の流れを紹介しました!

もちろん、住む場所・通う学校によって多少の違いはあると思いますが、ブレックファストタイムや金曜日の早下校などは、どこの学校も同じかもしれません。

日の入りが遅いことから、とにかく夜の時間が短く、気がつくと「子供寝せなきゃ!!」な毎日です。

これからマレーシアに来る方であれば、渡航後の生活をイメージしてみてくださいね!

ABOUT ME
sumire
フリーランスライター・カメラマン マレーシアで13歳発達障害児・9歳マイペース女子育児をしています。