マレーシア子育て

マレーシア留学前の情報収集の方法とは?最新・正しい情報を入手するコツ!

マレーシア留学をしたいという時に、「どのように情報を得れば良いのか分からない」と思ったことはありませんか?

実際、私が選択したインターナショナルスクールはインターネット上の情報が少なく、最低限の情報しか得られないままの留学になってしまいました。それでも結果的に、我が家は今の学校も環境も気に入っています。

ただ、これは運が良かっただけかなとも思っているのです。

私は縁のない外国に暮らすことは非常にリスクが高い行為であり、十分な情報収集が必要だと考えます。

しかし、マレーシアのインターナショナルスクールに通ってみて、誤った情報が平気で流れている・流す人がいることにも気がつきました。

今回の記事では、マレーシア留学の情報収集について注意事項をまとめたいと思います。

大半の保護者は自分の子供が通う学校の情報を配信しない

こちら、情報が欲しい側としてはもどかしい部分です。

検討中のインターナショナルスクールに現在進行形で通学している子どもの保護者からの情報は、最新かつリアルです。

しかし、自分がインターナショナルスクールに子供を通わせている立場に立ってみましょう。

自分の子供の通う学校の情報を配信して日本人を増やす行為は、プラス面が少ない・・はっきり言ってマイナス面の方が多く、セキュリティ上のリスクも高まります。

子供の学校名を明らかにして情報配信をしているママは、留学斡旋業者と繋がりがある・ママ自身がビジネスをしている方が多いなという印象です。

インターネットやエージェントから紹介された情報の注意点

インターネットや、無料または有料でエージェントから紹介された情報にも注意点があります。

特に有料の情報は安全だと思ってしまう傾向がありますが、情報の金額と質は比例しないと考えるべきでしょう。

情報が古い場合がある

マレーシアのインターナショナルスクールは、頻繁にシステムを変更します。

また、ビザに関する情報も同様に政府がコロコロ方針を変えてしまいます。

マレーシアのインターナショナルスクールの情報配信をしている方は、エージェント・学校を子供が卒業したママさんが多いため、情報が古くなりやすいです。

悪気があるわけではないのだけど、3年・・・ひどい時には5年以上前の、今となっては全く違う情報を流してしまうわけです。

情報提供者の推測・思い込みが加わっている可能性がある

「〇〇だろう」が「〇〇に違いない」に変わってしまう人って多いものです。自分の推測が確信に変わり、事実として情報配信をする方もいます。

こちらは読み手の捉え方によっても異なるため、難しい部分ですよね。

特に入学の決め手になる重要な要素に推測が加わっていると、大きな決断を誤ってしまう可能性があるでしょう。

どんな情報も基本、「参考程度」にしておいてください。

利益目的で情報を盛っていることがある

当たり前のことですが、エージェントさんは利益を得るために活動しています。

良心的な営業をしているエージェントさんもいれば、利益中心の営業をしている会社もあるでしょう。

「とりあえず入学させてしまえばオッケー」と考えているような業者も・・存在するようですね。

マレーシア留学に関する情報の注意点まとめ!
・情報が古いことがある

・情報発信者の推測が加わっている場合がある
・利益目的で情報が盛られている可能性がある

入学検討中の学校の正しい情報を手に入れる方法

入学検討中の学校に関する最新の情報を手に入れたい時には、次のような手段が有効です。

学校に聞く!

やっぱり最新の正しい情報は、入学検討中の学校に聞くのが一番です。

どのインターナショナルスクールにも専用の担当者が数人用意されていると思うので、遠慮せずにバンバン質問をしたら良いと思います。

英語が苦手な方でも、翻訳機を使い内容を確認しながら文章を作れば、問題なくやり取りができるでしょう。

ただし、もちろん学校側は良い情報しか提供しません。これは学校もビジネスなので、仕方がないことですね。

また、ビザや入学の手続き関係については正しい情報が得られるはずですが、先ほどもお伝えしたようにマレーシアではコロコロ色々なシステムが変わるため、情報入手後に状況が変わることもあります。

あとはちょっと適当な人もいるので・・・どうしても心配な部分は何度も聞いても良いかもしれません。

現在子供を学校に通わせている保護者から聞く!

何らかの縁で、検討中のインターナショナルスクールに子供を通学させている保護者と接点が持てるなら、最新かつネガティブな情報も手に入れられます。

学校によっては、在校生の保護者と入学希望者を結びつけるサービスをしている場所もあるようです。

ただ、ほとんどの保護者はボランティア情報を提供しているので、相手の時間を使っていることを意識しながら質問をするべきです。(偉そうにすいません・・・)

最新の情報であるか毎回確認する

うちの学校に限っても、古い情報がそのまま流通していますが、情報配信者に悪気があるとは思えません。

そのため、「それって最新の情報ですか?」と確認すれば、何年前の情報であるか・最新の情報ではない可能性があるか程度は答えてもらえるのではないかと思います。

その後、最新の情報を入手してきてくれる可能性は低いですが、古い情報を鵜呑みにしてしまうリスクを減らせます。

マレーシア留学について正しい情報を手に入れる方法
・直接学校に質問する
・学校に子供を通わせている保護者から聞く
・最新の情報であるかを情報元に確認する

エージェントを通さなくても留学はできる

私自身、大して英語もできないくせに留学先を自分で探して入学まで辿り着いたタイプです。同じようなママを何人か知っています。

もちろん英語力があるママの方が十分な調査を済ませている印象ですが、エージェントなしでの留学はさほど難しい話ではないと思っています。

エージェントを挟むと手間や労力は省けるけれど、エージェントの利益優先で学校を選ばれる可能性は否定できません。

また、マレーシアでの生活は常に自分で調査・実行・失敗・再調査・再実行の繰り返しのようなものなので、導入編として自力での入学チャレンジをするのも良いと思います。

エージェントの有無次第で日本人比率が変わる

私はエージェントではないので詳しいことは分からないのですが、エージェントはいくつかの学校と提携?して学校を紹介しています。

マレーシアにある全てのインターナショナルスクールから紹介先を決めるのではなく、すでにお付き合いがある学校という限られた選択肢の中で動いているようです。

つまり、日本人エージェントがついているインターナショナルスクールは日本人比率が上がり、同様に韓国人エージェントがついている学校は韓国人比率が・・・という当たり前の流れになります。

マレーシアのインターナショナルスクール選びでは、「学校の日本人比率」を重要視するべきです。

そのため、エージェントを通すだけで日本人比率が高い学校を紹介される可能性が上がると言えるでしょう。(「日本人比率が少ない学校」を譲れない条件に出せば、別の提案がもらえるのかもしれません)

まとめ:情報収集が鍵!マレーシア留学

マレーシア留学をする前には、情報収集と体験入学や複数の学校を比較検討できたら良いなと思いますが、実際のところ・・何度もマレーシアに行き来したり限られた時間で複数の学校で体験入学することはなかなか難しいものです。

結局、直感や勢いが大切になりますが、可能な限り正確かつ新しい情報が入手できるようにしたいですね。

この記事が、マレーシア留学前の情報収集の役に立てたら良いなと思います。

ABOUT ME
sumire
フリーランスライター・カメラマン マレーシアで13歳発達障害児・9歳マイペース女子育児をしています。