ホテル紹介

Perhentian Marriott Resort & Spaの宿泊レポート

今回のプルフンティアン島旅行では、プルフンティアンマリオットリゾート(Perhentian Marriott Resort & Spa)に宿泊しました。

正直、我が家的にはちょっとお高いホテルです。

でもね、3年連続プルフンティアン島に行った結論として・・プルフンティアン島、安宿が高い・・。

例えが難しいんですけど、KLで7,000円/泊程度のレベルのホテルが1.5万円/泊くらいな印象です。

しかもプルフンティアン島は海沿いだから建物の劣化が早い+自然の力が強い。

そんなわけで、この記事を書くまで書かなかったけど、1泊1万円以上出しても室内が下水臭い・雨漏りする・湿気がすごい・虫に刺されるなんてことばっかりでした。(それでも海が素敵で通ってしまう)

前置きが長くなりましたが、今年はホテルでの時間も素晴らしいものにしたいと考えて、マリオットホテルを選んだ感じです。

この記事の要約

  • プルフンティアンマリオットリゾートのお部屋の様子
  • 敷地内の施設の紹介
  • 朝食ビュッフェの感想
  • ホテルの良いところと気になるところ
  • プルフンティアンマリオットリゾートの宿泊費目安

2025年7月の情報です。情報はタイミングによって異なります。
RMリンギットは記事内で35円で計算しています。

クアラルンプールからホテルまでの行き方は、こちらの記事にまとめました。

 

プルフンティアンマリオットの構造

プルフンティアンマリオット(Perhentian Marriott Resort & Spa)は、傾斜がある敷地内に作られたコテージ型?っていうのかなそれぞれの建物が独立した造りです。

公式サイト画像

地図はこちら。(ボケちゃった・・すいません)

敷地自体が広いのと、アップダウンが激しいので移動にはバギーで送迎を頼みます。

バギーは電話で依頼すると、結構すぐに来てくれるし・・走っているバギーのお兄ちゃんに声をかければ乗せてくれるので、移動は意外と苦労しません。

運転手さんを除いて5人乗りで、最後部の座席はジェットコースター感覚を楽しめます。

プルフンティアンマリオットロビーの様子

ロビーはこんな感じ。

フェリーがついた後は、ここでウェルカムドリンクをもらって部屋の用意を待ちます。

ロビーの下の階にはバギーの駐車場があるので、ロビーで頼めばすぐにバギーが来てくれるシステムです。

5分以上待ったことはないかな。

プルフンティアンマリオットリゾートのお部屋の様子

プルフンティアンマリオットリゾート(Perhentian Marriott Resort & Spa
)正直、お部屋が最高です。

我が家が宿泊したのはツインのシービュールーム。

ゴロンと横になって海が見えるなんて洒落た作り!

ベッドマットレスは硬めでしっかりしていて、枕はフワッフワです。

クローゼットの中はこんな感じ。

ウェルカムフルーツ。

ナイフは切れ味が悪いやつだし、どうやって食べようかな・・と思ったら、子どもは丸齧りしていました。

ベランダからの景色。

そして、ぜひ見て欲しいのがお風呂場設備!

バスタブがあります!マレーシアに暮らしていると貴重なバスタブ!!

さらに、トイレはTOTOです!便座が冷たくない!お尻に優しい!!

私、マレーシアではじめてTOTOに出会いました。

お部屋はこのように半独立スタイルというか、4部屋が1つの建物。

しっかりした構造のようで、隣や下のお部屋の物音は気になりませんでした。(マレーシアのホテルは壁が薄いケースが多い)

よりハイクラスなお部屋は海の近く+1部屋ずつ個別の建物になります。

マリオットリゾートのプールは3種類

プルフンティアンマリオットリゾート(Perhentian Marriott Resort & Spa)のプールは3種類。ファミリー向け・子ども用・大人専用です。

こちらファミリー向け(深さは大人の肩くらい)

こちら子ども向け(深さは大人の膝位)

大人専用のプールは残念ながら子連れの私は行けないので、写真のみ。

プールサイドには、夕方17時頃まで冷えた飲料水とタオルのサービスがあります。(脱衣スペースにはそれ以降の時間もタオルあり)

あとは、プールでリラックスしていると、時折スイカを無料で配ってくれるサービスもあり。

7月末は恐らく繁忙期だと思うのですが、ゆっくり休むビーチベットが足りないことはなかったです。ガラガラでもなく、満席でもないちょうど良い感じ。

ちなみに、ファミリープールは日陰がないのですが、子ども用プールには日陰があるので、水に浸かって子どもとダラダラするなら子ども用プールの方が空いているし良いかも。

Kids Club & Teens Club

こちらのキッズクラブでは、卓球・ピックルボール・バスケットボール・ビリヤードなどがおいてあり、自由に遊べます。もちろん子ども以外もね。

保育サービスもあるらしいのですが、我が家は使用していません。

プールの合間にピックルボールや卓球、プールの後に有料のクラフトイベントに参加しました。

ブレスレット作りRM10(350円位)

チェックアウト後の時間潰しに行ったビリヤードは、家族で大盛り上がりでした。

ビリヤード初体験だったのですが、こんなに楽しいなんて知らなかった。

この建物の周辺には清潔な更衣室などもあるので、チェックアウト前後にプールも楽しめます。

マリオットリゾートのレストラン

プルフンティアンマリオットリゾートのレストランは2ヶ所+バーがあります。

  • 10席のみで予約必須のレストラン「Sekochi」
  • 朝食ビュッフェの会場でランチも提供している「Dapur」
  • 軽食とお酒を楽しめる「Greatroom」

「Dapur」のランチメニューはこちら。

「Greatroom」のメニューはこちら

しかし、私・・今回マリオットで朝食ビュッフェ以外のお食事はしませんでした。

なぜなら後半でも書くのですが、朝食ビュッフェがイマイチだったため、その他の食事に値段相応のものが期待できなかったからです。

食べ盛り男子が1人前で我慢できるとも思えなかったし・・。

その辺は、後半で書きますね。

マリオットリゾートのビーチは2種類

マリオットリゾートには、2つのビーチがあり1ヶ所はプライベートビーチ、もう1ヶ所は外からの人もボートで来れる「ロマンチックビーチ」です。

プライベートビーチの方は正式名称があるのか分かりません・・「ビーチ」と呼ばれていました。

我が家はマリオットホテルができる前からロマンチックビーチの大ファンでした。

隠れ家的な落ち着いた雰囲気を楽しめる美しいビーチなのです。

しかし、ご想像通り・・マリオットリゾートの敷地の一部のようになったロマンチックビーチは大盛況でございます。(人が少なめの場所を撮影)

これはもう、仕方がない変化ですね。

2025年段階では、水質の悪化は感じなかったけれど、やっぱり2023年に来た時と比較してサンゴは減っているかも・・(素人の意見です)

しかし、意外とシュノーケルは浅瀬でやるのみの方が多いみたいで、足がつかない場所まで行く人は少なく、海の中まで混雑って感じではありません。

場所を選べば、こんな「貸し切りビーチ」感ある写真も撮影できます。

ただし・・

ビーチに行くにはそこそこ急な階段を上り下りしなければいけないのです。これも仕方がない。

プライベートビーチの方は100段くらい・ロマンチックビーチの方は200段以上。

手すりはないものの、ちゃんと舗装されているので危険ではないのですが、ロマンチックビーチの上りは息がゼーゼーいいます。

ちなみにこちらの写真が、もう1つのプライベートビーチの方

ロマンチックビーチの方が砂がサラサラなので、子どもと砂遊びするにはロマンチックビーチ、シュノーケルなら岩場が多いプライベートビーチの方かなと感じました。

こちらのプライベートビーチでは、45分RM60〜(2,100円〜)でカヌーを借りられます。カヌーの種類・人数によってお値段が変わります。

我が家が借りたのはスケルトンタイプRM70。子ども2人+大人1人で乗れました。

初めてのカヌー。息子が漕いでくれました。

その他のサービス

私は結局子どもとの遊びでヘトヘトで使えなかったのですが、無料のヨガレッスン・有料のスパがあるそうです。

こちらはレッスンなどのスケジュール表です。スケジュールは定期的に変更がありそうですが、参考にしてみてください。

ヨガレッスンは興味があったのだけど、時間が合わせられず参加できなかった〜。

あと、別料金でスキューバダイビングができるだけでなく、ライセンスも取得可能です。

プルフンティアンマリオットの魅力

このホテルの魅力は、やっぱりリゾート感とビーチです。

敷地内を歩いているとマレーシアオオトカゲに何度も会えるような豊かな自然の中にありながら、清潔で安全。(逃げられちゃって撮影はできなかった!)

かつ、透明度バッチリの水質の海でのシュノーケリング。

マレーシア国内に美しいプールがあるホテルなんて山ほどあるけれど、シュノーケルが楽しめるような美しいビーチがあるホテルって限られます。

その点を考えると、行きにくさを踏まえても大満足のリゾートですね。

ちなみにうちの息子と私はシュノーケルが大好きだけれど、娘はそうでもないんです。

でも、このホテルなら娘はプールを満喫できるから(両方付き合う私の体力はゼロになりますが)家族みんなで満足できるリゾートだと思いました。

あと、ホテルスタッフ全員のホスピタリティが素晴らしい。十分な人数のスタッフがおり、目が合えば笑顔で挨拶・困っていなくてもサポートしてくれる・日本にいるかのような手取り足取りのサービスを受けた感じです。

どの方の英語もとても聞き取りやすくて、何一つ困ることはありませんでした。

ついでに書くと、敷地内はWi-Fiが通っているのでオンライン環境に困る心配も不要です。超早いってわけではないけれど、通常利用なら問題ないですね。

プルフンティアンマリオットの残念なところ

最高の滞在でした!でも、正直な感想を一つ。

ホテルの気になるポイントは・・食事の選択肢の少なさと朝食ビュッフェ。

悪いわけではないんですよ・・本当。子どもは楽しめていたしね。

マレーシアのホテルのビュッフェの定番であるカレー・ロティ・ヌードル・フルーツ・コーンフレーク・オムレツ・豊富なパン類は揃えています。

ただ、炭水化物が多くてタンパク質が少ないなと感じました。お肉のメインはソーセージやハムだったのが残念・・。

サラダも切った野菜のみで、生野菜を使ったメニューはなし。魚料理と肉料理はカレーのみでした。

KLの1泊2万円未満のホテルの朝食ビュッフェの方が、サラダ・お肉料理・お魚料理の品数が多い印象です。

ナシってわけではないのだけれど・・ホテルの1泊のお値段を考えると、もうちょっとと思ってしまう部分ですかね。

その分ホスピタリティや設備が素晴らしいから、我慢するべきなのかな。

また、これは仕方がないけれど、ルームサービスのドリンクはこちらのお値段だし、売店のような施設はありません。(ジュース700円〜)

プルフンティアン島が全体的に割高になりやすい部分は分かっているけれど、他のホテルや露店の価格も知っているからなかなか買う気になれない。

マリオットホテル敷地外にある飲食店・小売店

うちには食べ盛りの男子がいるので、ホテル内でお腹を膨らますことは難しいなと判断し、敷地外のレストランも使うことにしました。

まずは、マリオットリゾートのエントランス付近にある出入り口(夜間施錠なので要注意)から海を背にして右側にあるレストラン。

こちら、1食事RM20(700円位〜)

このレストランを抜けて森の方に向けて曲がると、「ロングビーチ」に向かうこともできます。

ロングビーチは、こんな感じで宿泊施設や飲食店がたくさんある賑やかな場所です。

ただ、マリオットリゾートからロングビーチには一つ丘?山?を超えるので、徒歩で舗装されていない道を登って下る作業が必要です。20分くらいかな?

足元は悪いし、徒歩以外の移動手段はないし、はっきり言って子連れにはお勧めできません・・。

それなら、先ほどのレストランを抜けてそのままマリオットリゾートと同じ海岸沿いにあるシャリラアイランドリゾートの先のビーチの飲食店・売店を使う方が楽だと思います。

もちろんロングビーチの方が賑わっているので、賑やかな雰囲気を楽しみたい方はロングビーチまで行ってみましょう。

ロングビーチなどホテルの外では、2025年段階で以下のような価格感で飲食ができます。

  • 食事 500円〜1,500円/一人
  • ジュース1缶購入(持ち帰り用) 150円〜200円/350ml缶
  • 水(持ち帰り用) 100円〜150円/500ml
  • チップス 150円〜/袋

お菓子やジュースの選択肢は非常に少ないですが、うちの子は喜んでいました。

島の割高感は知っていたのでお菓子の持ち込みはしたのですが、移動中に減ってしまったんですよね・・

マリオットリゾートの夕陽スポット

マリオットリゾートは位置的に朝日は見えないのですが、美しい夕陽を楽しめます。

夕陽スポットはこちら!

  • レストラン「Sekochi」
  • 大人用プール
  • ロマンチックビーチ
  • プライベートビーチ

レストランと大人用プールには行けなかったので、両方のビーチの写真はこちら。

ロマンチックビーチは日暮の時間まで若者がはしゃいでいました。

つい見惚れてしまったのですが、19時を過ぎるとロマンチックビーチからホテルの敷地内に入るための扉が施錠されてしまうので要注意。

私はうっかり閉め出されました。(気づいたスタッフの方が助けてくれました)

プルフンティアンマリオットリゾートに持ってくるべきもの!

プルフンティアンマリオットリゾートに宿泊予定がある方は、以下の持ち物を持ってくることをおすすめします!

  • お菓子やアルコール・ジュース(敷地内に売店設備がないため)
  • シュノーケルなど水遊びグッズ
  • 日焼け止め・帽子(短時間でも頭皮まで焼けます)
  • 虫除け(敷地内は虫除け対策がされていますが敷地外は別)

こんなもんかな?

ウォータープルーフの日焼け止め+帽子は必須です。帽子を被らないで過ごすと短い時間でも頭皮が真っ赤になってしまいます。

日焼け止めは顔や手足だけでなくうなじ・耳にもしっかり塗ってください。

プルフンティアンマリオットリゾートの宿泊料

ホテルの料金確認・予約はいつも通りagodaを使いました。

Perhentian Marriott Resort & Spaのお得な予約はagoda

1泊は1人2.2〜5万円くらいの金額感で、12歳未満の子どもは無料です。

我が家の場合は娘が10歳なので無料・息子は14歳だから大人扱いになり、2人分のお値段で宿泊できるんですよね。

2泊で8.5万円位(専用フェリー代無料+入島料3人分RM75込み)でした。

これまで2泊ホテル代+スピードボート代+入島料で5万円は切らなかったので、ホテル滞在の満足感もプラスするとむしろお得なくらいに感じます。

本当、これまで宿泊したホテルでは「ああ・・ホテル帰りたくないなぁ」「ホテルさえマシだったらなぁ・・」と考えながら過ごしていたんですよ。

マリオットリゾートに宿泊した感想まとめ

やっぱり美しいビーチと快適な宿泊。これに尽きますね。

お食事の面では多少不満が残ったものの、食べ盛り男子でも一緒じゃなければ問題ないかも。逆に食べ過ぎなくて良いかも。

特にマレーシア生活で湯船がない生活をしている私たちからしたら、宿泊中にお風呂まで楽しめるのが嬉しかったです。

プルフンティアン島に4年目も来るとしたら、またマリオットリゾートに宿泊したいと思います。

ホテルの料金確認・予約は以下のページを参考にしてください。日付によってかなりお値段が上下するので、要チェックです!

Perhentian Marriott Resort & Spaの宿泊費を確認

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ABOUT ME
sumire
フリーランスライター・カメラマン マレーシアで13歳発達障害児・9歳マイペース女子育児をしています。